おはようございます、ぺぺです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
本日9月20日は… 2003年ボンネット485系「懐かしの雷鳥号」が運転された日であります。
ぺぺはこの頃、香川にいた事もありこの記念列車を撮影しておりませんので(^^;)
過去の「雷鳥」の写真でも…。
北陸を走り続けた名門特急「雷鳥」物語
~ボンネット485系だけでは語れない、その歴史~
2003年9月20日。
大阪駅に帰ってきた485系ボンネット車の「懐かしの雷鳥号」。
しかし、この列車の感動を語るには、まず「雷鳥」という名前が歩んできた長い歴史を振り返らなければなりません。
「雷鳥」は、ただの特急列車ではありません。
関西と北陸を結び、半世紀近く人々の夢や思い出を運んできた、まさに北陸特急の代表選手だったのです。
昭和39年、雷鳥誕生!
「雷鳥」が登場したのは昭和39年(1964年)。
大阪~富山間を結ぶ特急として誕生しました。
この頃は481系という車両。
北陸本線は交流区間、東海道本線は直流区間。
つまり、電化方式が違う地域を直通できる画期的な車両でした。
「電車で大阪から富山まで行ける!」
これは当時、大きな出来事だった事でしょうねぇ。
昔は大阪から北陸へ行くとなると、まさに「旅行」という感じ。
駅弁を買って、車窓を眺めながら、ゆっくり旅を楽しむ時代でした。
今みたいにスマホで動画を見る?
そんなものありません(笑)
見るものは窓の外の田園風景、そして車内販売のお姉さんが来るタイミングでした。
「お弁当いかがですか~」
この声が旅の楽しみだったんですよね。
2003年 金沢総合車両所 撮影会
485系登場!雷鳥の黄金時代へ
昭和43年(1968年)、全国的なダイヤ改正を機に485系が登場。
485系は、交流・直流両方に対応できる万能特急車両でした。
そのため全国各地の特急で活躍。
もちろん「雷鳥」の主役にもなりました。
クリーム色に赤い帯。
丸いボンネット。
ホームに入ってくる姿は迫力満点。
当時の子供たちは、
「うわ!雷鳥や!」
と大興奮。
今でいうスター列車ですね(笑)
583系「寝台電車」も雷鳥に登場!
ここが雷鳥の面白いところです。
昭和53年(1978年)には、なんと583系も「雷鳥」として使用されました。
583系といえば、昼は座席特急、夜は寝台特急として走れる「昼夜兼用電車」。
「月光型」と呼ばれた伝説の車両です。
そんな583系が昼間、特急「雷鳥」として大阪~北陸を走る姿は、鉄道ファンにはたまらない光景でした。
「寝台電車が昼間走ってる!」
という驚きですね。
現在なら、新幹線車両が突然、別の特急で走るような感覚でしょうか(笑)
583系による雷鳥運用は昭和60年(1985年)に終了しました。
その後は団体列車・集約臨で見る事が出来ました。
そうそう寝台急行「きたぐに」くらい長く活躍してほしかったなぁ…。
急行「きたぐに」は、2012年3月17日のダイヤ改正で定期運行を終了
国鉄時代、向日町運転所583系は「雷鳥」以外に団臨の活躍も多く見られました。
雷鳥、最大勢力へ!
昭和50年代になると、雷鳥はどんどん本数を増やしていきます。
大阪~金沢。
大阪~富山。
さらに大阪~新潟まで。
北陸を代表する特急として成長しました。
昭和53年の改正では、大阪発着の「北越」も雷鳥に組み込まれ、最大16往復体制に。
昭和57年には18往復まで増えました。
まさに、
「大阪駅へ行けば雷鳥がいる」
そんな時代でした。
489系、そしてスーパー雷鳥へ
雷鳥では485系だけでなく、489系も活躍しました。
489系は、碓氷峠の急勾配対応車両として登場した車両ですが、北陸特急でも重要な役割を果たしました。
そして平成元年(1989年)。
新しい時代の雷鳥が登場します。
その名も……
「スーパー雷鳥」
パノラマグリーン車を連結し、先頭から前面展望を楽しめる豪華な列車でした。
「同じ雷鳥でも、普通の雷鳥とはちょっと違うで!」
という存在です(笑)
民営化直後のあの白いの、ぺぺは撮ってませんでした。もう機関車専門でして(;^ω^)
猫みたいな顔のコレは撮ってました(笑)
サンダーバード誕生、時代交代へ
平成7年(1995年)。
681系を使用した「スーパー雷鳥(サンダーバード)」が登場。
高速性能と快適性を持った新世代特急でした。
平成9年(1997年)には「サンダーバード」に改称。
その後、683系も投入され、時代は新型車両へ移っていきます。
そして平成23年(2011年)。
長年親しまれた特急「雷鳥」は定期運転を終了。
名前は「サンダーバード」に受け継がれることになりました。
だから2003年「懐かしの雷鳥号」は特別だった
2003年9月20日の「懐かしの雷鳥号」。
あれは単なるイベント列車ではありません。
481系から始まり、
485系ボンネット。
583系。
489系。
スーパー雷鳥。
数々の車両が走った「雷鳥」という歴史の最後に、もう一度ボンネット485系が姿を見せてくれた瞬間だったのです。
大阪駅に響く485系のモーター音。
赤とクリーム色の車体。
大きなヘッドマーク。
そこには昭和から続く北陸特急の魂がありました。
「昔の電車は良かったなぁ」
と言うだけではありません。
あの列車には、人それぞれの思い出が乗っていたんです。
家族旅行。
修学旅行。
出張。
初めての一人旅。
そして撮影に夢中になった鉄道少年たち(笑)
みんなの記憶を乗せて走った列車。
それが特急「雷鳥」だったのです。










