おはようございます、ぺぺです。
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本日9月16日は東海旅客鉄道100系、東海道新幹線での営業運転終了の日ですね! 2003年
京都鉄道博物館での展示車両。あのCMのテールライトが印象的でした…。
新幹線100系――それは、昭和から平成へ向かう時代の「夢の新幹線」でした。
1985年に登場した100系は、0系の丸い優しいイメージから一歩進んだ、未来的で洗練されたスタイルを持っていました。
低くシャープに伸びた先頭形状、白い車体に青いライン、そして何より印象的なあの顔立ち。
ホームに入ってくる姿を見るだけで、
「来た!100系や!」
と思わせるスター性があったんです。
当時の新幹線は、単なる移動手段ではありませんでした。遠くへ行く憧れ、家族や恋人に会いに行く特別な時間。その象徴として100系は時代の空気をまとっていました。
そして100系を語るなら、JR東海のCMは絶対に外せません。
1980年代後半から1990年代にかけて放送された、あの名作CM。
そう、山下達郎さんの「クリスマス・イブ」が流れる「クリスマス・エクスプレス」。
駅のホームで、遠く離れた大切な人を待つ。新幹線で帰ってくる人を迎える。その一瞬のために走る列車――。
あのCMの世界観に登場した新幹線は、まさに100系が持っていた「特別な存在感」と重なりました。
また「シンデレラ・エクスプレス」も忘れられません。
遠距離恋愛の恋人たち、週末だけ会える二人。新幹線の発車ベルが、楽しい時間の終わりを告げる……。
「もう少し一緒にいたい」
そんな切ない気持ちを乗せて、東京駅を出発する新幹線。
100系は、ただ人を運んでいたんやなくて、誰かの思い出まで運んでいたんですねぇ。
今振り返ると、あのCMに映っていた100系は、鉄道車両というより「時代のアイコン」でした。
そして人気を決定づけたのが、「グランドひかり」。
2階建て車両を連ねた堂々たる編成は、まさに新幹線の王様。
車内には食堂車もあり、旅そのものを楽しむ時代の象徴でした。
「東京から博多まで、新幹線で行く」
その時間が特別なイベントだった頃、100系は主役やったんです。
しかし、どんなスターにも時代の流れは訪れます。
2003年、東海道新幹線での100系営業運転は終了。
最新型車両へ世代交代し、あの憧れの顔も第一線から姿を消しました。
そして、ぺぺが撮影したのは、そんな100系の晩年。
山陽本線で活躍していた頃の姿です。
全盛期には16両編成で堂々と走り、2階建て車両を組み込んだ「グランドひかり」として全国の注目を集めた100系。
しかし晩年は短編成化され、編成も短くなりました。
昔の華やかな姿を知っているだけに、
「えらいコンパクトになってもうたなぁ……」
と思わず言いたくなるような姿。
かつてテレビCMで恋人を迎えに来る主人公の横を颯爽と走ったスターが、今度は山陽の街を静かに走っている。
その姿には、少し寂しさもありました。
でも、ぺぺにとっては、その晩年の姿こそ大切な記録でした。
全盛期だけが100系の歴史ではありません。
短くなった編成でも、少し年季の入った車体でも、最後まで走り続けた姿。
それもまた、100系が歩んだ人生の一ページです。
若い頃は映画スター。
晩年は味のある名俳優。
そんな感じです(笑)
昔、テレビの中で「会いたい人を乗せて走った」100系。
そして最後の時代に、ぺぺのカメラの前を走ってくれた100系。
華やかなスター時代も、静かな晩年も、どちらも忘れられない。
新幹線100系とは、そんな特別な車両やったんです。




