子供の受験引っ越しが片付きやっと一段落しました。
今年のゴールデンウイークですが、チョット気になっていたデントツールを進化させたい!
今回はハンドツールのグリップになりますが、工具で例えるなら1/4ラジェットがな。
最近クランプレバーを応用したツールを見かけますが、ヘッドが大きいんです。

自分のハンドツールは、6角ですが脱着式で頭も小さいんです。
しかし、汎用性に特化した反面グリップが貧弱なんですよね・・・。

今回は脱着式の利点を生かしクランプレバー式グリップを自作します。
実は以前クランプレバー流用を断念していまして
その時の教訓を生かし、軽量化のため本体にチタンを使います。

問題は、メスギアの流用が出来ないので超鋼エンドミルでの切削になります。
1.0mmでは太すぎるので0.5mmで切削するもポキっと!?
心が折れた。
あきらめて図面を色々書き直し、ギアの形状を無視して1.0mmで切削出来るように再トライ。
お~ ピッタリ? 渋い? 最高~じゃん!!
画像がないですがチタンをTIG溶接で点付け溶接後、旋盤で仕上げ切削しました。
そうです、溶接で歪みギアが渋い! 手では動かないのでプラハンで叩くも渋い。
さすがラスペネ、使ったら手で動くまで馴染みました。
(今思うと中の焼けすすがラスペネで溶けたのかも)

握り部は6mmのチタン丸棒をガストーチで炙って曲げました。
(SUSより曲げやすいかも)
最後の溶接です。

やはり渋い。 でもラスペネだけで動いた。



