唐澤さんは、黒い服装が多いですね!

 

パーソナルデザインの仕事を始めてから、周囲の方からよく言われます。そのたびに、「私は黒子ですから」と返すことにしています。歌舞伎などの舞台で衣装替えなどの役割の黒子。顔まで黒い布で覆い、目立たないように、そこに存在するのが黒子です。

 

では、目立たないのが黒かというと、これが意外とそうでもありません。プロフェッショナルな存在感を放つために着用する服としては、最適な黒。目立たないが、目立つ! これこそが黒い衣装の効用と言えます。だからこそ、着こなしも難しいのです。

 

一方、白い服装はどうでしょうか? 白と言えば、ウエディングドレスを真っ先にイメージするのではないでしょうか。純粋で初々しく、軽やかで清廉潔白な存在感。

 

私くらいの年齢になると顔にはシミやしわが目立ってきますが、まさにそういった顔のコンプレックスを目立たなくしてくれるのも白。

レフ板効果と言われるように、テレビ画面に映る女優は、このように白い服装をうまく活用し、肌を若々しく見せる工夫をしています。

 

白も黒も、世界各国では冠婚葬祭で使われように、それぞれに存在感を放つ衣装であり、それぞれに意味が伴います。だからこそ、白と黒のファッションをおしゃれとして使いこなすことは、ファッションに身を置くプロたちの終わりなきゴールと言えます。

 

猛暑続きのこの夏、もう少し実用的に白と黒を活用する方法に言及しましょう。

真夏のファッションとして、見た目には白をお勧めします。涼し気ですし、着用する側としても10~20℃は体感温度が変わると言います。洗濯物を取り込んだ時に、黒い布と白い布ではそれくらい温度が変わります。

 

とはいえ、白は紫外線を通してしまいます。そのため、日焼けを避けたいのであれば、黒を着ることをお勧めします。紫外線を吸収し、肌まで紫外線が届きにくくなるのです。

 

夏のお出かけ時には、黒いインナーと黒いボトムスに、白いカーディガンという装いが見た目も色の効用もすべて活用する組み合わせと言えます。あとはあれこれ、白と黒を入れ替えてみても楽しめますね!

 

さあ、白と黒をうまく使いこなして、暑い夏を乗り切っていきましょう!!!