アントレプレナー、聞いたことあるでしょうか。
今から20年前のバブルがはじけた頃にアメリカから入ってきて、日本でも流行った言葉です。
これからの日本には起業家精神、つまりこのアントレープレナーシップが大切だと叫ばれ始めた頃、私は早稲田大学大学院でコーポレイトベンチャー論を学びました。
そして、その後、すぐに起業することになったのです。
私と大学院博士号同期の平井由紀子さん(㈱セルフウイング代表、ベンチャーキッズ主宰)は、その当時から早期起業家教育の必要性を訴え、会社を起こし、研究を続けています。
当初、文科省は高校生くらいから始めればよい、あまりに若いうちからの起業家教育はよろしくないと考え、積極的な推進はしていなかったことで、彼女は日本を飛び出し、ベトナムや海外に起業家教育を広げていきました。
しかし、既存の産業が衰退し、今こそ新たな産業を生み出さないと大変なことになる、待ったなしの今、やっと小学生からの起業家教育を多くの自治体が取り入れ始めています。
平井さんも小学生4年生以上と制限を付けて行ってきた起業家教育ですが、最近では若ければ若いほどよいという研究結果がでているようです。
つまり、小学生低学年と言わず、未就学児にも、という考え方に変わってきていると言います。
自分で何かを創り出す。
おとなになるとなかなかできないことも、子どもはできる。だって怖いものなしだしね。だからこそ、子どものときから経験することで、おとなになっても起業することが当たり前と思えるようになる。
そんなこんなで、東京や愛知、全国で活躍する平井由紀子さんに大垣に来ていただき、まさに明日23日、こどものまちのこどもメンバーに直接、起業体験をワークしてくれます。
実は私たちおとながワクワクしている。
だって、この年になると新しいことを始める機会、なかなかないですからね。
ワクワクで眠れない。そんな遠足前日のような夜になりそうです。
平井由紀子さん@zoom