この連休のメインイベント!

 

大垣市倫理法人会の皆さんと伊勢参りに行ったことです。

まさに、オトナの修学旅行でした!

 

神宮には毎年1回は、ひとりで正式参拝をしている私ですが、大勢でお参りしたことはありません。

 

今回は20名ほどの大人数で正式参拝いたしました。

しかも御祈祷も経験いたしました。

 

いつものように、外宮から内宮へ参拝いたしましたが、

今回のスペシャルは、伊勢修養団(伊勢青少年研修センター)の寺岡様によるご案内をいただいたことです。伊勢修養団とは、日本で一番古い青少年への日本人教育施設です。初代会長は、あの渋沢栄一氏だそうです。

 

外宮から内宮すべてのご案内をいただきましたが、それは神宮の説明や参拝の仕方だけではありません。

 

その都度都度に明治天皇から昭和天皇の読まれた和歌から、私たち日本人の素晴らしさや、これからも大切にしていかなくてはならないことなど満載のご案内でした。

 

その中でもとくに印象に残ったことは、私たち日本人の伝承してきたことの中に、相手にすべてを説明しないこと、子どもにすべてを語り、すべてを教えようとしないこと、でした。

 

ちょうど私がこの7月から行っている「こどものまち」イベントでは、大人は口出し禁止としています。子どもが子どもなりにどう考えて、どう動くか。

 

大人が決めてしまうのではなく、子どもたちで見たり聞いたりした中から、何かを創造し、形にしていくというイベントです。

 

俳句や、和歌から多くのことを私たち日本人は想像することができる才能があるように、実は説明しなくても受け取ることのできる力が備わっていること。そこを取り戻していくことの大切さを今更ながら再確認いたしました。

 

私たちオトナが学び、考える姿を見て、子どもが子どもなりに学び、考え、答えを出していく姿。

 

そのために、私たちオトナは信じて、祈って、待つこと!

 

私たち大人こそ、それを学ばなくてはいけませんね!



寺岡氏とツーショット!