日本は、士農工商の時代が長く続きました。

 

侍が一番、農家が二番、職人が三番、商売人は最後です。

 

「越後や、おぬしも悪よの~」

 

時代劇でよく聞いたセリフです。

 

商売人、金を稼ぐことは良しとせずという世界観だったかもしれませんね。

 

時代は変わり、金を稼がないとどうにもならなくなりました。

 

当然ですよね。

 

製造業で稼いでいた高度経済成長時代に、金を稼ぐことの利点を大いに味わった日本。

 

言ってみれば、マーケットがスカスカですから必要なものを作れば自然に売れて、自然にお金が入ってきた時代かもしれません。

 

ところが、バブルがはじけ、グローバル化も進み、今や産業構造そのものが変化して、モノだけでなく情報を買う時代。

 

形のないものを売ることの罪悪感?

 

形のないものを買うことの不可解さ?

 

とにもかくにも、終身雇用制度もおわり、自分で稼がないとどうしようもありません。

 

そんな時代を子ども達が生きていくためには、稼ぐ力は必須です。

 

子どものころ、人生ゲームをしたこと、今でも覚えています。

 

稼ぐって面白いんですよ。

 

だって、ある種、本能ですからね。

 

そんなことを我がまち、大垣の子ども達にも体感してもらいたいという思いで、6月11日9時半より大垣市情報工房で講演会を実施いたします。

 

日本の将来を考えるオトナの皆様、ぜひご参加お待ちしております。