通常の学力にはなんら問題がないのに、
読み書きだけが難しいディスレクシア(発達性読み書き障害)という症状があります。
日本ではあまり聞かない症状ですが、人口の10%はいるのではないかといわれているそうです。
海外では、スティーブン・スピルバーグさん、トム・クルーズさんがその症状を抱えているようですが、社会において何ら困ることはないようです。
ちなみに、トム・クルーズさんは、台本が読めませんが、台本をすべて録音してもらい、それを聞きながら覚えるそうです。なんら支障はないそうです。
しかし、一方、私たちの国、日本となると学校教育の中で読み書きができないことで特別学級に通うことになった児童もいます。
ある学校の少年はディスレクシアでしたが、タブレットを与えられた瞬間から素晴らしいレポートを書きあげ、まさに図表や写真を多用したことで、逆に社会人になれば普通に求められるようなレポートを提出してきたそうです。
そうです。
何を教えて、どう教えるかとなると、文字の読み書きは必須となりますね。
何を学んで、どう学ぶかとなると、自分でツールを考える。当事者意識が芽生えます。
今の日本、残念ながら教育の目的が少しずれてきてしまっているようです。
社会人として自立できるオトナを育成することが目的であるにもかかわらず、勉強することや知識を覚えるという手段が目的となってしまっているのです。
宿題もそのひとつといえます。
すでに自分で解ける問題はやる必要はありませんよね。
であれば、その時間を使い、自分でできないことを自主的に学ぶ。
それこそがこどもの未来に必要なことだと思います。
人口爆発の時代から人口減少の時代に変わりました。
ひとりひとりのかけがえのない個性をいかに活かすか。
私たちオトナもじっくりと腰を据えて、いかに変化に対応していくのかを考えていきたいものでございます。
ディスレクシア(読み書き困難)が活きる社会を目指して〜NPO法人EDGE | JAMMIN(ジャミン)
※大垣市にあるラーメンみつる、朝7時より開店。朝ラーいただきました❣️