私の住む大垣市では、現在ゴミ袋有料化について大きな問題となっています。これまでは、自治体でゴミシールが配布され、各自購入したゴミ袋にシールを貼って、決まった曜日にまとめて出すというシステムでした。

 

これまでももちろんゴミシールはただというわけではなく、自治体会費や税金でそのゴミ処理費用はまかなわれていたのですから、私たち市民が負担していたのは同じこと。

 

ですが、今回は1袋30~50円とのことですから、一般家庭では年間約5,000円の負担増になりかねない計画なのです。しかも燃えないゴミまで有料ゴミ袋にいれなくてはならないようです。

 

しかし、日本国内を見ると、意外とすでにゴミ袋有料化されているところが少なくなく、ゴミを捨てるということはただではなく、お金がかかるものだという認識は定着してきているのだと思います。

 

ただし、今回の大垣市の問題は、市民に知らせないままいきなり計画案を盛り込んできた点にあります。

 

ちなみに、流山市ではこの4月から有料化となりますが、2年前には市民に対して意見を求めるという投げかけをしています。

 

今回の大垣はというと、令和5年の4月に実施するという案を令和3年の年末に各自治体に報告されたという実態。つまり、1年少し前に自治体に戒厳令のように言い渡されただけ???

 

まあ、市としてはそんなつもりでないかもしれませんが、そう受け取られた時点でコミュニケーションが杜撰だったと言えます。

 

結局、日本共産党はじめ、自民党の市議の中からも反対の声が上がり、市議会で大きな課題になっているわけです。

 

これって、一事が万事です。

 

市民をないがしろにした政策決定や政策実行、もしかすると他のことでも行われている実態があるのではないか?

 

そう思わざるを得なくなってしまいます。

 

なにはともあれ、ゴミを当たり前のように捨てることはよくないことだし、なるべくもったいない精神に立ち戻る必要もある。

 

だけど、それを市民ひとりひとりに考えさせてこそ、SDGs精神がひとりひとりに芽生えていく。そうしてこそ、未来の日本が持続可能となっていく。

 

教育も同じですよね。ひとりひとりに学ぶということは何かを考えさせる。与えられた教育、無理強いされる教育ではなく、自ら学びたい学ぼうとおもってこそ、未来を創れるオトナにはなれるのだと思います。

 

ゴミ問題から、教育問題に飛んじゃいましたが、課題多しです。



※マンション住まいの場合は、管理費という形で支払っているわけですね。