3.11 明日でもう11年目になりますね。

 

2011.3.10は、まだ70代後半だった両親と下呂温泉に出かけており、久々にゆっくりと過ごしていました。

 

次の日、大垣の実家に両親を送り届けて、

私はその足で京都に移動。

 

京都で講演中に地震が発生し、東京に戻る予定が、

京都から再び大垣の実家に戻ることを余儀なくされました。

 

5時間近くかけて戻った自宅で両親とテレビを見ていて、

福島の原発事故を知ることとなったのです。

 

あれから11年、

まさにこの日に地球の異なる場所ウクライナで

ロシア侵攻による火災や殺人、

諸々のひどいことが起きています。

 

遠くに居ながらにして、

焼け野原になった街を見ていると、

やはり東日本大震災のときの映像を思い出します。

 

自然災害と人的災害の違いはありますが、

結果としては多くの命が失われ、

多くの街が破壊されていきます。

 

ただ、どうなんでしょうか。

 

被害を受けていない身ではありますが、

そこには大きな違いがあるようにも思います。

 

自然災害は誰を恨むこともできませんが、

人的災害は恨む相手ができてしまいます。

 

それによって、心の中に大きな爆弾を抱えてしまい、

再び大きな人的災害を生んでしまう可能性を秘めています。

 

結局、負のスパイラルが出来上がり、継続される。

 

こんな美しい地球に生きているのに、

それだけでは満足できないものなのでしょうか。

 

もの悲しさを感じながら、

本日久々に大垣に帰ります。

 

明日は、大垣から黙とうを捧げたいと思います。

 

※2011.3.11 下呂温泉から戻ったときの父と母。

若かったな~。^@^