今朝の中日新聞にも掲載されていましたが、

 

女性たちは、働く場所を求めてどんどん都会にでていってしまう兆候はさらに顕著になっているようです。

 

転出者が転入者を上回っている37都道府県中、

27都道府県は男性より女性の方が上回っているいたようです。2021年人口移動報告より

 

20歳から24歳の女性層の超過がもっとも多く、

働き盛り、女盛りの女性がでていってしまうのです。

 

危機的状況なのです。

 

ちなみに、岩手県では3,012人の転出超過だったようですが、

うち男性が987人、女性はその倍の2.025人でした。

 

女性が都心部に行ってしまうということは、

結婚できない地方の男性が増えていく構図が見えてきます。

 

2015年に女性活躍推進法が施行され、都心部の大企業は女性登用の行動計画の公表が義務付けられたこともあり、女性登用が進んでいます。

 

一方、地方では中小企業が多いこともあり、かなり遅れていると言えます。

 

私の住む大垣市は大企業が8社もあるわけですが、転出超過になっているようですから、製造業が多いこともあり、なかか進まないのでしょうね。

 

どちらにしても、地方創生を語るにおいて、

女性の転出超過を食い止めるような政策は喫緊の課題であり、

 

女性が自分の故郷に残ってこそ、働きながら、子育てもできる基盤もあり、少子化対策にもつながるのではないでしょうか。

 

たまたま、本日東京でお会いした大垣出身の20代の男性が、

 

「おばあちゃんがいたからこそ、お母さんが働きながら、子育てもできた。おかげで僕はおばあちゃっ子です。」

 

と言っていました。

 

非常に物腰柔らかで、やさしさを覆った彼。

おばあちゃんっ子だったからこそ、

培われたコミュニケーション力だからこそ、

私とも和やかにお話できるんだろうな、と思いました。

 

若き女性をつなぎとめる方策、

早速、考えないといけませんね!!!


※おばあちゃん二人を両手に嬉しそうな我が甥っ子です。