岐阜県大垣市に事務所を開き、新しいスタッフがあれこれと事務所つくりや事務的なことをやってくれます。私は相変わらず、東京と大垣の往復生活のため、彼女ひとり、事務所で悪戦苦闘してくれていますが、そんな彼女から何気にLINEが入りました。
作業していて、気づいたことがある、と。
初めてやることに対して、
「間違いがあったらどうしよう」
「失敗したらどうしよう」という不安が常にある様だと。
そんなLINEを受け、私自身を振り返ると、初めてやることに当然不安を感じることはあっても、わりと「エイヤ」とやってしまうタイプであると思いました。
だから、失敗も人よりかなり多いというyoutubeも発信しているほどです。
慎重な人は、それなりに失敗は少ないかもしれませんし、私のような「エイヤタイプ」は失敗が多い。
それは、見た目と同じく、一長一短ってとこでしょう。
そんな彼女が、毎週岐阜市に来られているアップルジャパンの創始者のひとり、ロバート・ケリーさんのお話の中から刺激を受けたとも添えていました。
『まずはやること。そして、どんどん失敗することがとても大事!』
日本の今の学校教育や家庭教育はまさに失敗を許さない教育であり、失敗が許されない社会です。
それに対して、ロバートさんも黄色信号を投げかけるひとりなんでしょう。
私は失敗を恐れず突き進んできたタイプではあり、無茶苦茶の失敗人生ですが、それについては、『やらない後悔より、やった後悔』という言葉を糧に生きています。
しかし、一方で、前職の社長から起業した時に言われた言葉がいつも頭にあります。
「きみは少し甘いところがあるから、しっかりとやんなさい!」
甘いところとは、自分に甘いということか、仕事に甘いということか、人に甘いということか、いろいろな意味がありますが、今、還暦を前に思うことは、時間への甘さを改善していかなければいけないという自分への戒めととらえています。
時間に甘いから、エイヤとなんでもやってみる。それは未来に時間がたくさんある若者には、若気の至りで許される。
しかし、これからの私は時間を大切に生きていかなければいけないと彼女のひとつのLINEから改めて感じることができました。
まさに、TIME IS LIFE でございます。