弊社ではハラスメント防止研修をいろいろな企業で実施してますが、いまや避けて通れない多様性を表すLGBTという言葉。

最近では、そこに「Q」が負荷され、LGBTQになったそうです。

 

L:Lesbian(レズビアン)

  自分を女性と自認し、女性を好きになる人

G:Gay(ゲイ)

  自分を男性と自認し、男性を好きになる人

B:Bisexual(バイセクシャル)

  女性を好きになることもあれば、男性を好きになることもある人

T:Transgendar(トランスジェンダー)

  出生届に記載された性別とは異なる性自認を持つ人

Q:Queer(クイア) 

  その他の性的マイノリティを相称する言葉、または

  Qestioning(クエスチョニング)

  自分の性的指向や性自認が決まっていない、決めていない人

 

性の在り方が多様化してきた今、人権尊重の観点において非常に重要なこの問題に先駆けて取り組んできた大阪市淀川区役所のyoutubeはとても衝撃的でした。

第一話「視線痛い!痛い!」~淀川区役所職員の職員による職員のためだけじゃないLGBT啓発動画~ - YouTube

 

大阪市淀川区:子どもたちも いろいろ 「LGBTQってなんやろ?」 リーフレットができました (…>LGBT支援>各種ダウンロード資料) (osaka.lg.jp)

 

セクハラ防止研修において、NGワードとして度々取り上げる

「あいつ、オカマみたいやな」

「女なら化粧くらいしんとあかんよ」

「男なら家庭を持ってこそ一人前や!」

ですが、もっともっと多様化している性のあり方。

 

実際に私が研修を担当する企業の中でも外資系の多くは、会社の既定の中にLGBTQによる差別やハラスメントを禁止する内容が取り上げられており、研修受講者の中にも少なからず対象者がおり、自らのつらかった体験談を共有してくれる人もいます。

 

しかし、日本の企業ではこの対策がかなり遅れており、とくに行政においては触れないように触れないようにしている一方で、この淀川区役所では8年前から支援宣言として実施してるという素晴らしさ。

 

多様性が当たり前、SDGsでも取り上げられ、ひとりひとりを尊重することが大切な21世紀、淀川区のような自治体がもっともっと増えてくることを願います。

 

自分らしさの時代ですから!