聖徳太子が作った17条憲第一条です。

仲良くしなさい、争い事はだめよ、日本人には和が大切で、それを重んじる国民性、だから、政府が何をしても国民は大人しく、デモなんてとんでもない。

そんな風に解釈してる人が多いのではないかしら?

しかし、実際に調べてみると、そういった意味ではありません。

派閥や党派に別れて、意見の対立を深めるようなことをしないで、和らぎをつくり、話し合いをしっかりとしなさいという意味のようですよ。

仲良くしなさいという意味でなく、むしろとことん議論することを説いているのです‼️

支配的な空気をつくり、長いものに撒かれろといった中で一部の人だけの意見で物事を決めていくのではなく、和らぐ空気の中でみんなの意見を聞いた上で議論して物事を決めていくことを、聖徳太子はこの言葉で伝えているのです。

先日の自民党総裁選や河合夫妻の選挙違反、だめとわかっていても長い物にまかれないとと受け取ってしまった広島の政治家たち、強い人たちを守るために大切なみんなのものである公文書を黒塗りにしたり、などなど、今の日本の現状を見て、聖徳太子は嘆いておられるのではないかしら。

権力のある人や権力のある集団の圧力に屈せず、和らぎの空気感をつくり、自分の意見をしっかり伝えて、他者の意見をきちんと聞く。

そして、しっかり議論して、最後に決まれば、お互いノーサイド!

そんな社会をつくっていきたいと強く思う今日この頃でございます。



※岐阜高校卒業の仲間と久々のリアル飲み会