ベッドから落ち、額を3針縫ったばかりのオヤジ様。

またまた、入院中の病院から電話が鳴る。

脳梗塞で不自由な右側の足の爪が剥がれ始めたとのこと。

多少の痛みはあるようだけど、あまり自覚はないらしい。しかし、血流が悪く、下手すると壊死してしまうらしい。

壊死するとどうなる?

指を切ることになるそうな。

とにかく、私が実家に居るうちに診察していただきたいと伝え、入院先と提携している市民病院に連れて行きました。

早朝1番から循環器内科で診察、

そして、採血、形成外科、さらに足の血流検査の後、治療の方向性が決まるとのこと。

形成外科の小柄な女医さんが、オヤジ様の膝を指しながら、

「脚をここから切らんといかんかも、、、」

と言われた後、オヤジ様が急に無口に、、、

それまでは、私に文句を言ったりしてたにもかかわらず、黙り込んだオヤジ様。

私もどう話しかけていいやらわからず、黙りに徹する。

すると、観念したのか、


「今までで一番凄い治療になるんやな。。。」


と一言。


今まで脳梗塞、大腿骨骨折手術、人工透析、ペースメーカー、腕骨折、先日の額3針などなど、経験したオヤジ様だけど、脚を膝から切断することは彼にとって1番派手な治療に思えるんでしょう。


まあ、仮に私でもそうかもしれませんが。

そして、

「糖尿病になると最後はそうなるんやな、、、仕方ないな、、、」

と呟いた。


わがまま放題好き放題してきたオヤジ様。


仕方がないね、と言いたいところだけど、さすがに言葉には出せませんでした。


しかし、オヤジ様は、舌の根も乾かぬうちに、


「終わったら、あんぱん食べたい」


だと。


まあ、幸せなオヤジ様かもしれません。( ̄∇ ̄)



血管が細くてなかなか採血が難しいオヤジ様でございます。