仕事柄、たくさんのスピーチを聞かせていただきます。
最初の出だしで、聴講者の気持ちをつかめるかどうかが鍵を握ると言われますが、
バロメーターは、こんにちは、おはようございます、という最初の投げかけに対して、聴講者が挨拶を返してくれるか、です。
挨拶の後、間を空けないとような掛け声的な挨拶には、聴講者は挨拶を返すことはありません。
ちゃんと挨拶している気持ちをもって投げかけた場合、相手の返事を待つものです。だから、返しがもらえる。
実際、私自身、10年ほど前から必ず聴講者が挨拶を返してくれるようになったわけですが、
そのポイントは、近所の知り合いとすれ違ったときと同じ気持ちで挨拶を投げかけたかどうかです。
スピーチの本題に入り、原稿を読み上げるときも同じです。
聴講者に語りかけなければ、相手の腹に落ちることは難しい。
そのためには、聴講者の目を見ること。
照れてる場合ではありません。笑
人前で話すことを苦手に思う人は、うまく話そうなどと、パフォーマンスを意識してしまうから。
だれか1人に説明することは普通にできても、、、
ひとりか多数か、
大した違いはないのです。
自分が言いたいことを相手に伝えたいという思いで語りかける。
記者会見であれ、株主総会であれ、謝罪会見であれ、インタビューであれ、みな同じ。
語りかける気持ちを大切にスピーチに臨んでみてください。
必ずや、聴衆との一体感を得、スピーチが楽しくなるはずです。
おススメですよ〜〜^_^