先日、東京からの下り新幹線の中での出来事。
 
前に座っていた中国人家族のところに、横浜から乗車した日本人が、
 
指定席を間違えているのでは? と問いかけました。
 
中国人はちんぷんかんぷん。
 
すると、隣に座っていた幼子を連れた日本のご主人が、中国語で通訳を始めました。
 
いまや、中国語を話す日本人もいるのだと感心していると、
 
どうやら、中国人家族は、ホームお隣のこだま号に乗る予定だったらしい。
 
間違えて、のぞみ号に乗ってしまったようでした。
 
車掌さんを呼び、引き続き通訳をするご主人。
 
じっとみていると、通訳どころか交渉までしているではありませんか?
 
想像するに、たぶん、料金のこと、席のこと、もろもろ交渉し続け、かれこれ30分。
 
結果、彼らは空いている自由席に誘導され、
 
料金もなんとか同じ額でいけるようでした。
 
中国人家族の方々は、丁重にお礼をいうそぶりは私にはみえませんでしたが、
 
嫌な顔ひとつせず、車掌さんとの間に入っていた日本人ご主人。
 
年のころは、30歳くらい。
 
日本の若い人たちも、まだまだ捨てたもんじゃ~ないと再度確信した出来事でした。
 
いい~気持ち!