最近、実家に帰る機会が多く、両親との時間を楽しんでいる私ですが、いつも思うのは、母を大切に思いながらも愛情表現ができない父の残念なところ。
たまたま、先週の「べっぴんさん」での一コマ。
頑張る奥さんたちに、頑張れといえないご主人たち。
心では頑張れと思っていても、言葉にできない。
すると、下働きの青年が、頑張れと顔に書いてあったとポツリと言った。
奥さんたちは首を傾け、言葉にしないとわからない、と返す。
まさに、コミュニケーションの難しさがここにあるのでしょうね。
男同士ならわかっても、女性にはわからない。
同じ価値観の人同士なら言わずともわかり合えても、異なる価値観の人には言葉にしないと伝わらない。
昨今の企業内でのミスコミュニケーションの原因は、ここにあることが多いかもしれません。
コミュニケーションの情報源である言語をうまく使うことが大切です。
もちろん、表情や態度という非言語も大きな情報源ですが、両者をうまく使いこなせるスキルが求められる時代でございます。