先週の『あさが来た』~九転び十起き~



ご覧になりましたか?



明治初期の時代、時代の流れに乗り、加野屋が両替商からバンクに移行するかどうか!?



主人公のあさがバンクへの転業を主張する一方、



若頭の栄三郎と、大番頭の雁助は両替商としての加野屋の家業を守ろうとします。



その様子を横目で観ていたあさの主人、新次郎はなにやら思いつき、



栄三郎と雁助を従え、いそいそと出かけていきます。



すると、3人はちょんまげをサッパリポンとカットし、散切り頭へと大変革!



周囲の男性たちも、どんどん散切り頭へと変化していった時代です。



さて、その変化が両替商からバンクへと向かう第一歩・・とまでは言いませんが、



時代の流れに合わせ、中身を変えることはなかなか容易でなくても、



外見を変えることは、意外と簡単。



しかも、いち早く断髪を取り入れたあさの実家の父親、今井忠嗣が、新たな時代を受け入れ、バンクを創っていくことを考えると、外見と内面は一致しているともいえます。



1871年の断髪令の5年後の1876年にやっと断髪した新次郎ら加野屋の面々は、少し慎重派といえるでしょう。



こうして、少しずつ少しずつ時代に合わせて、中身も変化していった明治から昭和初期の時代。



そして、大きく変わらざるを得なかったのは、第二次世界大戦後。



そののち、日本人の中身も外見も、良くも悪くも変わっていったという歴史です。



まさに今、私たちが生きる、このときも何かが大きく変わりそうな予感。



変化を好まない私たち日本人ですが、そろそろ



大事件による手助けがなくても、緩やかな変革を受け入れ、



良くも悪くも・・・ではなく、良い方向へと変化していけることを願うばかりです。



ところで、今の時代の断髪令とは?



まずは、バーコードやカツラをやめて、自然な薄毛を受け入れる?!


いさぎよい日本紳士が増えることを願うリエカラでございます。ラブラブ