講演講師の仕事で思うこと。


聴く側と受ける側の関係性。


先生と呼ばれることが多くはあっても、
ある種双方は体等であると考えて望みます。わかりにくく退屈な講義は敢えて我慢して聴くことはなく、なんらかの形で双方で時空間を作り合う努力が必要です。


もちろん、ブーイングは他者への迷惑にもつながるため、講義中の聴講者から講師への気づきの与え方は難しいところでしょう。


逆に講師から聴講者への注意喚起も場の空気が乱れるため、敢えて様子を伺ってみたり、別方向からアプローチしてみたり、講義中はパワー全開と同時に、肩の力を抜くことも重要です。


講師の仕事をしていて、もっとも気になる態度ナンバーワンは、靴を脱いで聴講する姿。


しかも、最前列でやられてしまうと、がっかりしてしまいます。


さらに、面白いことに、

パワハラ、セクハラ防止研修の聴講者に見受けらる態度なのです。


パーソナルデザインに関する研修の場合、あらかじめ聴講者が私を見た目の印象の専門家であると認識しているためか、あり得ない態度です。


いやはや、こういう態度で外部講師の研修を聴く人は上司のスピーチのときも同じなのか疑問です。


お座敷文化だから無意識にやってしまう態度かもしれませんが、ビジネスマナーとしては、一事が万事になりかねないと懸念してしまいます。


パワハラもセクハラも、こういうちょっとした無意識行動が招く結果と考えて、公の場では行動していただきたいと思うのでございます。(⌒-⌒; )