先日、某IT企業で講演をさせていただきました。
「第一印象の磨き方」
と題して、いつものパーソナルデザイン理論のお話でした。
社名変更に伴う講演でしたが、17時からの講演ということもあり、
見た目に興味のある方々が自主的に受講するという研修!
完全クールビズ化しているその会社は、みなさんカジュアルないでたちで聴講され、
受講者の平均年齢は、30代後半といったところでしょうか。
いつものように、後半はお顔のタイプ分けを行い、
それぞれのタイプの人たちへのアドバイス!
一般身だしなみ研修とは違うパーソナルデザインは、
それぞれの個性を活かす手法!
しかし、
どのタイプにも当てはまることは、
欠点と思うポイントこそ、魅力であるということ。
たとえば、髪のトップが薄い男性であれば、男らしさの証!
それを隠すなんてもったいないというのが私の主張。
もったいないというと、柔らかく聞こえますが、
ダイレクトに言ってしまえば、隠せば隠すほど人はそこを観てしまうし、
何か潔くない印象を感じてしまいます。
もちろん、とことんお金をかけて植毛したり、それとはばれないカツラにする人は、
それなりに覚悟もあり、立派だと思うのですよ。
だけど、中途半端にバーコードにしたり、
薄い毛を一生懸命真ん中に集め盛り上げている姿。
観ているだけで痛々しく、
仕事を頼んじゃいけないかな~~~、
話しかけてもいけないかな~~~~、
話さなくていけない場面で頭を観てしまったらどうしよう~~~~、
などと、相手に対していらぬ心配をさせてしまうことに気づいていないのでしょうか。
はっきり言えば、仕事ができる印象ではありませぬ!!!
これって、男性同士だとなかなか指摘できないポイントのようですわね。
ところが、
今回の受講生の中で、髪が薄い方々は堂々としたイカしたヘアスタイルばかりなり!!!
おひとりに、
「ステキなヘアスタイルですね~~~」
とお声をかけたところ、
「はい、髪がありませんから、これしかないんです!!!」
なんと、潔いリアクション!!!
彼は、仕事もデキルだろうし、女性にもモテるに違いない!
感動に震えた一瞬といっても過言ではないくらいでございました。
逆に残念なことに、
髪がこれでもかと豊富な30歳前後の若者たちが、
なんとも重々しいヘアスタイルが多かった印象でございました。
とにもかくにも、
とかく頭部の大きい我々日本人は、なるべく髪はすっきりと短くして、
頭部を小さくした方が洋服が似合うのでございます。