戦後の日本の男性にとって外見を気にすることは恥!
とまで言われるように、企業戦士と化していたサラリーマン族の男たち。
もちろん、身だしなみは当然新入社員研修で学んでいたとは思うが、
死に物狂いで働いているうちに、背広はヨレヨレ、肩にはフケはたまるし、
もしかしたら、汚れて汗臭いYシャツを平気で来ていたサラリーマンもいただろう。
そして、今!
グローバルな社会に突入し、外見の印象管理を問われてもピンと来ない世代がある。
そんな世代の下で働く若者たちが、
グローバルに通じるスーツの着こなしや、立ち居振る舞いが学べるはずもない。
だから、流行りのツンツルテンのスーツで平気で歩く。
昨日も赤坂を闊歩する部長&課長&係長&新入社員らしき姿に目が釘付けになった私!
部長は身だしなみはきちんとはしているけれど、ドブネズミ色スーツ&ネクタイ!
課長らしき少し太めの男性はブカブカスーツでヨレヨレスラックス、&猫背歩き!
係長らしきお30代の男性は、まあまあちゃんとしている方かも・・・・・・。
そして、見るからに新入社員君は、ヘアスタイルはフォームで固めたツンツンヘア、
ジャケットからお尻がほとんど丸見えほど短いツンツルテンスーツ!
いやはや、まるで桃太郎にお伴する動物たちを観ているようだわ~~~~~
なぜ部長が注意しない!? なぜ係長も新入社員にいわない!?
そりゃ~そうでしょ!
言い返されれば元も子もない!
「そういう部長はどうなんですか!? 」
「係長、そうは言うけど、課長の姿、あれを真似すればいいんですか?」
自分自身の印象管理ができていなければ、人になんて言えやしないのであ~る!
仕事のことであれば、当然経験を積んでいる上役は厳しい事を言えたとしても、
個人に任されている印象管理は、自分自身に自信がないと何も言えないわけだから・・・・・・。
先日、スタジオに印象分析カウンセリングを受講しに来られた40歳のビジネスマン。
海外でMBA(国際経営学修士号)を習得され、そのときに印象管理を学んだそうだ。
しかし、ここ日本ではそんなサービスはないと思っていたそうな!
たまたま、同僚の方が受けたという話を聞き、早速来られたとのこと。
そうなんです!
欧米のビジネスパーソンにとって、戦略的印象管理はあたりまえのビジネススキル!
そろそろ日本でも、
身だしなみを超えた印象管理スキルセミナーを取り入れる必要おおありであ~る!
でないと、
アジア諸国からも置いてきぼり~~なんてことになっちゃうぞ~~
と声を大にしていいたい!
桃太郎のお伴らしき集団を観たら、日本人ビジネスマンだと思え!
などと指差されないためにも!
えっ?! まず新入社員研修に取り入れるって!!!???
いやいや、それは違います!
戦略的印象管理は、ステークホルダーからもっとも注目される社長はじめ経営者、
そして、部長を始めるとする管理職からやるものでございますよ~!