今朝の国会中継をみていて、


私たち人間って、

いじめられ役といじめ役がいてうまく成り立ってるのかもしれないな~と感じました。



漫才にもボケとツッコミがあるように、

その役割がうまく適合するとなんでもスムーズに進むのかもしれないと・・・・・・。



今朝のいじめられ役のはまり役者としては、防衛大臣の田中直紀さん。



いじめ役のはまり役者としては、

今朝も・・・ですが、民主党政権になってからはドンピシャな人は少ないですが、

まあ敢えてあげれば、石原伸晃さんかしらはてなマーク



とにもかくにも、田中さんの徹し方はすごい!

(もちろんご本人はそんなつもりはないかもしれませんが・・・・・・。)



田中さんさえいれば、みんな田中さんをいじめまくる!


でも、当の本人は糠に釘!


いじめられてもいじめられても、オドオドはしていても、決してつぶれない。


オドオドするからよりいじめられ、それでもなぜかひょうひょうとした雰囲気も漂わせ、


いじめてる方は、いじめることでストレスは多少発散されているのでしょうか。



それとも、糠に釘に対していらつきが増しているのかはわかりませんが、


なんとなく田中さんがいじめられながら、


スルスルと物事が治まっていくようにも見えます。



かつての鈴木宗男さんもそういう役回りだったように思います。


そのときのいじめ役は、田中直紀さんの奥様である、田中真紀子さんが印象的でした。



いやいや、このご夫婦は、

いじめられ役といじめ役に徹することでうまく成り立っているのでしょうね。叫び



弱肉強食の動物からヒトに進化し、


もちろん、人間同士さえ勝った負けるかの時代を経験し、


今でもそんなところは残ってはいるものの、


人権問題などのように、人が人をいじめることはよくないこととされています。



もちろん、その通りだと思います。



しかしながら、


人間である前に動物であることを思えば、致し方ないことかもしれません。



ただ、


いじめられ役といじめ役がそれぞれに上手く組み合わされ、それぞれの強みが活かされれば、


それこそが組織をスムーズに動かす緩和剤になるようにも思えてなりません。



もちろん、いじめられ役にはまっていない人がいじめられたり、


いじめ役にはまっていない人がいじめたりと複雑化している昨今、



それぞれの役割に適合していないことで、自殺に追いこむまでいじめたり、


プライドが極端に傷付けられ、うつ病になったりという問題に発展しているように感じます。



つまり、


温室育ちで、人と人がぶつかり合う体験をしていないために、


人を見分ける野性的な勘というか、人を見る能力が低下してきた結果なのかもしれません。



数々のハラスメントも、コミュニケーションが上手くとれないための結果。



そう思えば、



いじめ役の人は、田中直紀さんのようなプロの(?)いじめられ役の人を見つけて、



いじめられ役の人は、それなりのプロの(?)いじめ役の人にうまく当たれば、


どちらにもはまれない中途半端な素人役者たちは安泰!? 



そんなアホなことを考えつつ、国会中継を見ていた午前でございました音譜