パワーハラスメント防止研修と共に、最近増加しているセクシャルハラスメント防止研修!
パワハラと違い、セクハラは相手が不快に思えば、すでにその言動はセクハラです。
判断基準は簡単です。
しかしながら、古き良き時代の男性社会で生きてきた世代の男性にとっては、
相手が不快に思っているかどうか自体に気づいていないのが現状です。
昨日のブログで書いた、鼻ほじ、耳ほじ上司だって、
それを誰かが見ているなんて思っていないし、
それを不快に感じているとは、これっぽっちも感じていないわけです。
部下を励ますつもりで、肩をポンとたたくことも、
重要なコミュニケーションと考えています。
もちろん、相手によっては嬉しいと思うこともありますし、
なんてことも感じない場合もあるでしょう。
しかしながら、
生理的嫌悪感を感じている相手からされたならば、そんな気持ちの悪いことはない。
生理的嫌悪感こそ、日頃のちょっとした行動から出てくるものです。
かつての会社で、
暇さへあれば、スタッフの肩をもんで歩く拠点長がいました。
もちろん、男性スタッフには一切しません。
女性スタッフにだけです。
私からすれば、親しみを込めているんだろうな~と思いつつ、
ちょうど肩こってるし、よろしく~~~~的な感じでしたが、
同期で集まると、それが気持ち悪くてしょうがないという女性もいました。
つまり、人によって感じ方は違うというわけです。
触るという行為自体が相手への境界線を超えるわけですから非常に難しく、
欧米では、握手そのものも女性から手を差し出されなければ、
男性から差し出してはいけないというマナーもあるほどです。
よほど気をつけなければ、ならないということでしょう。
ましてや、
酔った席で、胸やお尻にタッチしちゃうなんて・・・・・・。
そういう方というのは、
仕事で信頼されていると自負しているし、
そういったことも許されてしまうと、
大いなる勘違いをしているのでしょうね。
娘さんがいる男性の方であれば、
娘がされて許せる行為という気持ちで女性社員に接するといいのかもしれませんね!