私がまだ小学生の頃、
アメリカのペンフレンドがいて、
彼女から毎年この時期になるとバレンタインカードが贈られてきました。
あまりその意味を分かっていなかった私は、
それでも、西洋の文化に触れた気分で嬉しかった記憶があります。
それから思春期に入り、初めてチョコレートを男の子にあげたのは、
高校2年生だったかしら
1年先輩の応援部のステキな男子。
結局、付き合ってもいいよと応えてくれた彼とは、その後廊下ですれ違っても口をきくこともできず、
なにも始まらず、終わった感じでした。
それほど、うぶだった私です。
社会人になってからは、
先輩女性社員が男性全員に義理チョコを配る姿を観て、
アホくさ~~~と思っていたことを懐かしく思い出します。
もちろん、お付き合いしていた彼にはあげてましたが、
いつも思っていたことは、なぜチョコじゃないといけないのか、ということ。
森永や明治の商売の施策にのって、バカみたいと思ってました。
今朝、ニュースを観ていたら、最近では義理の場合、
チョコでなく、キャラメルを送るという年配の女性たちが増えているとの事。
なるほど
コミュニケーションのひとつと考えれば、なんだっていいんだよね。
その後、西洋人のボーイフレンドがいたころは、
逆に私の方がいろいろと贈り物を頂いた記憶もあるように、
あちらでは、何も女性から男性への愛の告白とは限りません。
かつての日本では、女性から男性に告白するなんて“はしたない的”な発想だったので、
それもありだったのでしょうね。
でも、いまや女性から男性にアプローチするなんて当たり前の時代。
別に、女性から男性へのプレゼントである必要はまったくないと思うわけです。
ましてや、3月14日のようにホワイトディなぞというものがあるから、
男性もお返しを考えることが面倒くさくなるわけね。
だったら、2月14日だけを好きな人に何かをプレゼントする日でいいんでないの!?
日本って、不思議なことに、こういった西欧文化を取り入れ、そして取り替えて、商戦にのっけちゃうのよね。
ま、
紳士の皆様、
少なくとも私にはチョコでなく、
アルコールを飲ませて下さればそれで十分でございますわよ~~~