さて、私の故郷である大垣の祭り!


初めてしっかり見物した大垣祭りをちゃんと調べてみることに!


大垣まつりの軕の起源は、慶安元年(1648年)に大垣城下町の総氏神であった八幡神社 が、大垣藩主戸田氏鉄公により再建整備されたおり、城下18郷が喜びを神輿3社の寄付で表し、大垣10か町が10両のやまを造って曳回したのが始まりといわれています。


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 延宝7年(1679年)、藩主戸田氏西(うじあき)公から、

「神楽やま」「大黒やま」「恵比須やま」のいわゆる三両やまを賜り、それを機に10か町は、やまの飾りつけに趣向を凝らしていきました。しかし、濃尾震災や先の大戦によって多くのやまを失い、修復や復元、購入したものを合わせて、現在では11両のやまが現存しています。


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失ったままの2両のやまについては、平成24年の大垣まつりに向け、再建を進めており、来年には戦前の昭和17年以来、70年ぶりに全13両やまが勢揃いし、華麗な元禄絵巻を繰り広げることとなります。


※「やま」の表記は車へんに山。


5月14日が試楽、15日が本楽ですが、最近では15日にもっとも近い土日で実施するようになったそうな。


試楽は、午前9時から各軕が八幡神社前で奉芸を行い、10時から大垣市役所前で掛芸を行います。それからは市内をそれぞれバラバラに練り歩き、午後5時に再び八幡神社前に集合。午後7時には軕の提灯を一斉に点灯し、水門川に沿って2周します。八幡神社前でそれぞれ踊りや軕の回転を披露したのち、それぞれ引きわかれます。



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15日の本楽は、午前8時半に八幡神社前に集合、奉芸し、その後それぞれ東周り、西回りで2.2里(8.8km)を巡行し、それは毎年変わるようです。今年は、東周りだったそうです。午後7時に八幡神社に集合後、水門川に沿って2周八幡神社前を回り、奉芸の後、二日間の祭りは終了します。


昔は、16日に奥さんのための奉芸があったようですが、今ではなくなったのかもしれませんね。



600もの出店で町は盛り上がり、近凛の村や町から大勢の老若男女が訪れる盛大なお祭りです。


そして、本楽の9時にはカシラ返しといって、恵比寿軕の頭だけを八幡神社に戻す儀式も行われるそうです。

意味は不明・・・。八幡神社の本堂中央に恵比寿軕の頭の部分。


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頭のない恵比寿軕。



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詳しくは、大垣市のホームページ をどうぞ!