アサイチを観ていて、残念に思ったこと。
視聴者からのファックスやメールの中に、
「23区だけが計画停電がないのはおかしい、平等に計画停電をやってほしい」
という意見があった。
確かにここ港区も、中央区も計画停電はない。
銀行などすべての経済を動かしている企業が多いため、停電による支障が大きいためである。
先程の視聴者の意見は素直な発想かもしれないが、
自分のところも停電なのに他もすべて停電であってほしいというのは、
不幸な人が多い方がうれしい、、、というようにも聞こえる。
自分のところが地震になったのに他になってないのはおかしい、、、とまでは言わないにしても、
みんなが被害にあえば、救ってくれる人もいなくなる。
計画停電のないところがあるからこそ、何かあったときに救われる場合もある。
この場合、「計画停電になってないところの人は節電に努力してほしい・・・」というべきだろう。
まあ、その視聴者の方も自分のところの計画停電が早く終わってほしい、、、
ただ、それだけが言いたかったとは思うのだが。
根本に戻れば、今までが贅沢すぎると私は思う。
私は岐阜から東京に出てきて以来、暖房器具も冷房器具も一切購入していない。
もちろん、マンションについているが、ほとんどONにしたことがないといっても過言ではない。
昨年の猛暑も一切冷房は使わなかった。
それでも特別な病気やお年寄りでなければ、生きていける。
冬だって、重ね着すればいいことだ。
赤坂サカスのスタジオも、お客様が寒いとか暑いという表情や意思を示さない限り、冷暖房は付けない。
つけても、22℃設定。ほんとうは20℃にしたいが、
広さがあるので、温まらないため仕方がなく22℃にしている。
それでも、私がいないときはスタッフはこっそり26度とかに設定していて付けているようだ。
まあ、そこまでは言わず、知らないふりをしているが・・・。
高度成長時代から贅沢な時代が続き、私たち日本人はなまっちょろくなっていると思う。
計画節電といわずとも、通常の生活における電気やガス、さまざまなエネルギーの使い方を見直すべきである。
そんなことを言ってると、
あんたはいつも酒を飲んでるから温かいんだろ!と責められそうだが・・・。