私たちは、
お母さんのお腹のなかにいるときから、
実は顔に表情をつくっているって知ってましたか!?
凄いでしょ!?
口をすぼめたり、しかめつらをしたり・・・。
生まれてすぐにも同じような表情をするんだけど、
これが遺伝子によって受け継がれている表情で、
身体状態や感情を相手に伝えるための信号の役割です。
なので、一方向性のシグナル。
それに対して、
生後、お母さんの表情をみながら、
その繰り返しの動きを認知して模倣によって作られるのが、意識的な表情です。
相手がその顔をすると、自分もする。
その時の相手の感情が、そのときの表情になることを認知し、
次第にその表情も自分もするし、
今度は相手の表情に対して、それを返す表情も覚えていく。
遺伝子による無意識表情には個人差はないけれど、
生後作られる意識表情は、
どんな表情の人と接したかによって大きく個人差ができてくるといいます。
その表情のレパートリーによって言葉の成長も決まるというから、
新生児と接するお母さんは、百面相とかしてトレーニングしないといけませんね
ただし、本人の個人の表情のバリエーションと、
相手の表情の理解能力とは別物だというから、これも一長一短ではいきません。
ま、われわれ霊長類だけがもつ顔の表情でもあり、
とくにヒトが顕著に進化しているのだから、
表情が豊かな方がいいに決まっています!
顔面体操でがんばろう!!!