最近、注目している香川照之さん。
市川猿之助さんの息子でありながら、最近まで認められず、
会うこともできず・・・という身の上。
それに対して、松田優作さん。
在日韓国人の私生児として生まれ、
下関の遊郭で育つ。
そんな彼が、俳優としての才覚を表し、
あのブラックレインで恐るべき存在感を醸し出したのち、
がんで死んでいく。
この二人、タイプは違うけど、
似ているかもしれない。
松田優作の
「おまえは、俺になれる」
という言葉を、半信半疑で受け入れようとしている香川さん。
こういう間柄って男同士のよさですよね。
まあ、香川さんもすごいけど、
まだまだ松田優作さんの域には達してないのかもしれない。
香川さんの竜馬伝の最終回は、ちょっと力が入り過ぎてた感じがします。
この言葉を重く受け過ぎて、気負いしすぎなければいいのですが・・・。
まあ、ガンにまでなって、それでも映画に出演し、
激痛をこらえて戦う狂気は誰にもまねできないだろうな~。