面接とか、そういう類の場であれば、


事前に長所を言えるように準備していくでしょうから、すぐに言えるのは当たり前。


だけど、何でもない会話の中で、あなたの長所は何ですか?  と聞かれ、

すぐに応えることができるでしょうか。



まずは、聞かれた瞬間、相手は何を意味して聞いているのか・・・とか、

何か下心があるのかしら・・・などと、聞かれた内容よりも、

聞かれている理由を考えてしまうのではないでしょうか。



そのために、すぐに答えられない人が多いように思います。



不思議ですね。


長所って、TPOによって言い方が変わるものだということです。




例えば、行動力があって、外交的で、人と出会って情報を集める能力のある人が面接に行く場合を

想定してみましょう。



外回り営業職のための面接であれば、

すぐに動く行動力とか、多くのマーケット情報を顧客が周囲の人から集める情報収集力とかをアピールする人が多いでしょう。


では、同じ人が営業企画の面接にいくとすれば、

多くの人と会った経験から養ったマーケット把握力、その集めた情報を現在の市場に合うかどうかを机上ではなく、実際に市場にでて確かめることのできる行動力をアピールすることになるように感じます。



結局、同じ行動力でも言い方が変わるのです。



ましてや、経理事務など行動力というよりは緻密さを求められている職種の面接の場合、

行動力をアピールしてもあまり意味がありません。


逆にいえば、行動力がある人は裏を返せば、緻密さは少ない人が多いともいえます。

少なくとも、そういう世間の先入観があるものです。


であれば、行動力よりも情報収集力をメインにアピールするでしょう。


敢えて、行動力を言うのであれば、仕事に行き詰ってもすぐに周囲の人に尋ねるなり何か策をとり、

なんらかの形で糸口を見つけ、すぐに解決する行動力がある・・・という言い方になるでしょう。



このご時世で自分の能力を活かせる職種にしか面接にいかない!なんていってられない時代。



自分の長所をあらゆる形で言えるようにしておくことが重要です。


なかなか出てこない人は、逆に短所をあげてみる。


すると、その裏返しが長所です。


長所・短所は裏返し!


見た目も内面も一緒なんですよね~~~。


自分の棚卸、普段からしておきましょう!