小さい頃からお正月と言えば、紅白歌合戦と同様、欠かさず観ていたフジテレビの「かくし芸大会」


今年は、1月1日の総集編、過去の見事なかくし芸のアーカイブと、

堺正章さん、中山秀ちゃん、めぐみさんの見事なビリヤードの協演で幕を閉じました。


このかくし芸大会を立ち上げたという渡辺プロダクションの元プロデューサー、松下治夫さんとは

ある方からのご紹介で知り合い、もっと子供たちに表現力を!というコンセプトに

演劇塾を立ち上げ、教育委員会でともに仕事をしたことがあります。


すでに70歳後半だった松下さんはとても穏やかそうな方ではありましたが、

昔の姿を関係の方々にお聞きするととてもこわがられたそうな・・・。


ミュージカル「アニー」の初代プロデューサーであり、

スピルバーグのチャリティイベントの日本での代表も務め、

渡辺プロダクションを辞めた後も、いろいろな方面で活躍されてらっしゃいました。



数年前にはその年齢に鞭打って、会社を興し、プロデュースに再度チャンレンジ!

しかし、思惑通りにはいかず、やむなく会社はたたまれたとききます。



そんな彼の思いを想像しながら、1月1日の最後のかくし芸大会を鑑賞しました。



さて、話は変わりますが、なぜかくし芸大会は終わったのか・・・。


見ていると芸能人たちがかなりの危険な技を披露するため練習を重ねたり、

本業でない世界への取り組みはかなり大変ではなかったかと想像します。


いまや、そんなことに時間を費やす時代ではないのでしょうか。


企業でいえば、社員決起大会などで宴会芸を磨いていた社員。

しかし、今や競争社会!


そんなことに時間を費やす前に自分の業務への能力を高めることが優先される。

これを欧米化といっていいのかわかりませんが、

古き良き時代の終わりのような感覚を受けるのは私だけでしょうか。


そんな時代背景が、芸能界にも言えるのかもしれません。


私が生きてきた高度経済成長の終焉時代。

ゆったりとした時間が流れていた時間が懐かしく思い出しながら、

最後のかくし芸大会の番組をメランコリーな気持で見送りました。


さ、そんな時代を猛虎のごとく邁進するぞ~。