日本に生まれながら、日本の文化を知らない!
そんなもったいないことはありません。
そんな思いで6年前から開催している「自由学藝塾」を、1年ぶりに開催しました。
http://www.pdn.jp/liberal_arts/index.html
今回は、日本の伝統芸能のひとつ、歌舞伎を体感します。
11月3日から26日、国立劇場における「外郎売」「傾城反魂香」「大津絵道成寺」を観劇しながらの学びです。
今回の見どころは、やはり市川団十郎さんと文化勲章受章の坂田藤十郎さんの共演でしょう。
西と東の共演とも言えるでしょう。 粋(いき)と粋(すい)の共演です!!!
しかも、純歌舞伎、義太夫もの、歌舞伎舞踊を観劇できることも面白いものです。
謡いも、大薩摩、長唄、竹元、常磐津・・・。
これだけのバリエーションがあふれていることも珍しいでしょう。
ちょうど、3日前には鳩山首相ご夫妻も観劇にこられたとのこと!
さて、歌舞伎の歴史は江戸時代とともに始まりますから、かれこれ350年の歴史です。
能楽から派生した歌舞伎ですが、もともとの語源は「かぶく」です。
つまり、時代の流れに傾く、・・・かぶく・・・からきています。
それだけ、時代もの・・・つまり娯楽の世界のなかにあったということでしょう。
いまでこそ、それなりの恰好で観劇する歌舞伎ですが、昔は大衆娯楽。
気軽に観劇するものだったようです。
さて、観劇ののち、舞台裏の「奈落の底」や「すっぽん」「花道」などの裏舞台を見ることで、
いろいろなことがわかります。
観劇後の舞台上。
回り舞台が回る状態を体感しました。結構、速い・・・。
花道の舞台近くにある「すっぽん」!
ここから、地面から主演者などが登場するわけですが、人間でない「化け物」が
ここからでるというのが決まりのようです。
さっき、「藤娘」がでてきたじゃ~~~ないの!!!
いえいえ、藤娘は人間ではありません。藤の精です。
だから大津絵にもでてくるわけです。
などなど、そんな話を聞いているといろいろな疑問点が解かれるわけです。
さて、観劇後の懇親会には、坂田藤十郎さんのご長男である中村翫雀さんがお越しくださいました。
あの扇千景さんのご長男でもあります。
彼からは「翫雀」という名の由来など、普通知る人ぞ知るような裏話などたくさん聞くことができました。
でも、今回もっとも驚いたのは、翫雀さんのお話がうまいこと!!!
これだけの弁舌たつ歌舞伎俳優さんも珍しい・・・。
どうしてそんなにお話がうまいのですか?
と尋ねたところ、母に似たのかも・・・だそうです。
さすが、きっぱりおっしゃる姿勢がすばらしい!!!
そんな翫雀さんと思わず、ツーショット!!!![]()
いや~~~、今回も日本の伝統芸能に深く触れることができました。
こう体感しながら、日本人としてのDNAがますます研ぎ澄まされる自分に感動・・・。
と誰も言ってくれないことを自画自賛して喜ぶ、自家発電タイプの私です。


