シルバーウィークの昼間、東京は少し静かな気がします。
東京から出られない私は、休み中とにかく仕事と東京遊びを企て、
そのひとつがワインジャーナリストの青木冨美子さんとのランチ!
彼女は 『映画でワインレッスン』 の著者。
先日、二子玉川の花火大会の日
冨美子さんのお友達の
ご自宅のテラスでのディナーにご招待いただいたのですが、
そのお友達が
中目黒のイタリアンレストラン「カッシーナ・カナミッラ」を経営する長本和子さん。
イタリアンマダムという雰囲気を醸し出すとても魅力的な女性。
いい女といいワイン、そして美味しいランチ!
最高の休日のイベント!
まずはオードブル!
これにはイタリアンだからシャンパン製法のフランチャルタで!
そして、パスタを2種。
フレッシュポルチーニのフェットチーネと、アンチョビのペペロンチーネスパゲティのトリュフ添え!
写真は後者。
これには、イタリアの固有品種スキアーヴァから造った赤ワインを合わせて。
トリュフなので、もう少し樽の要素があっても、と冨美子さんコメント。
パスタの種類を丁寧に説明してくださったのは久保木マネージャー。
とても紳士的なステキな方。優しさにホワッ
そして、ラストはエゾ鹿のロースト!
ピエモンテ州ランゲ地方のネッビオーロ種のワインがとても合いました。
アルコール度数14%。昼間から大丈夫かしら・・・。
デザートとコーヒーで昼下がりのランチは終わるのですが、
その前にチーズを少し。
ゴルゴンゾーラとちょっと渋みのある栗のハチミツがとても合います。
ほかにカプラ(やぎの乳)とロビオーラ(牛乳)
これらは、いちじくのジャムととても合います。
そして、これらのチーズには
さきほどの固有品種スキアーヴァから造った
オーストリア近い北イタリアのMeraner Borggraflerが最高のマリアージュ!
冨美子さんにいわれるままチーズとはちみつ、そしてワインを口に含んだ瞬間
すべてが溶け込み絶妙の味わいになったのです。
冨美子さんいわく、 これぞ、この瞬間だけの出逢いとなったマリアージュよ! と。
食べるということは美味しければいいとも思いますが、
冨美子さんと食事をご一緒するといつも感じることは、
五感とともに文化を感じながらいただくと一味もふた味も食事はすばらしいものになる。
とくにワインと食事のマリーアジュ! つまり相性。
それがドンピシャ合った時の喜び!
人と人との出会いと同じだと感じるのです。
とにもかくにも美味しいランチ!
御馳走様でした。