尊敬すべき写真家・内藤忠行氏の展示会が東京ミッドタウンガレリア3階の
インテリアショップTIME&STYLE HOMEで開催!
本日はオープニングレセプションに参加しました。
内藤氏は現在シックスナイン(69歳)!
9年前からのお付き合い!
浅草生まれのジャズで育ったクール(実は心はウォームですが・・・)な逸材で、
ニューヨークにわたり、あのマイルス・ディビスも撮影した日本人では珍しい方なのです。
その後、ジャズのリズムをアフリカのゼブラ(シマウマ)模様にみいだし、
あの動物学者ライアル・ワトソンとの撮影の旅でさらに新たな写真アートの世界に引き込まれていくのです。
アフリカンモダンアートの世界に生きる彼が感じたことは、古き良き日本の歴史のなかにもそれが存在するということ。
つまり、五七五という俳句の世界に同じリズムがあると感じ、その後帰国し、桜を撮り始めるのです。
そこから生み出される桜アートは見る者の目をわしづかみにするほどのパワーを秘め、
今日の展示会にも圧倒する勢いで飾られていました。
実は赤坂サカスの私のスタジオの入口の額のすべては内藤さんの桜アートなのです!!!
そしてその後、蓮に着目し、BLUE LOTUSの世界を作り、和と洋のミステリアスな世界を融合し、新たな世界を作り出すことになるのです。
もちろん人も撮影しますが、これまで北野たけしさんや、歌舞伎界の大御所、財界の勇など
さまざまです。何度か撮影ご一緒しましたが、何とも言えな長老のような穏やかな自然体に
日頃は厳しい被写体も思わず心を許してしまうのでしょう。
一緒に飲めば人のいいステキな日本紳士!
しかし、そのお茶目なあどけない心、いつまでも夢を追い続けるその姿は、
かつての映画、ネバーエンディングストーリーを体現し、女ごころをたっぷりくすぐってくれるのです。
彼が追い続けるリズムをぜひ体感していただきたいと思います。
9月27日まで同じ場所で開催しています。