昨日は今年最後の酉の市でした。
PDSスタジオの店長、kaorinさんとふたりで来年の繁栄を願って、浅草・鷲神社へ!!!
日比谷線入谷駅から歩いて7分のところに鷲神社はあります。
18歳のころから大好きでできるだけ毎年行っていましたが、そのころは屋台で飲むのだけが楽しみでしたが、
今年はお店を3月にオープンしたこともあり、商売繁盛を願ってのお参りです。
不景気だけに参拝者の多いことったら、ありません。ほんと、こんな鷲神社は初めてです。
結局1時間並んでやっと本堂に入ることができたのです。
しかし、ただ1時間並ぶだけの私ではありません。
鳥居をくぐる寸前にみつけたステキな熊手!
赤い座布団の上にのったなんとも平和そうなお顔のおかめさん。
まったくシンプルなスタイルです。
「あれが、ほしい!」
結果、その熊手を半額に値切り、若干のご祝儀をプラス
手拍子で気分よく、さあふたりで屋台のはしご酒の始まり、始まり!
3件目のお店で座った席には、ひとりで枡酒飲んでるオジサンと3人でワイワイやっている若者たち。
思わず話しかけたオジサンはお孫さんと来るはずが会えなかったとのこと。
そして、さらに話しかけた3人組の男性は、オートバイやさんです。
なんやかんやと盛り上がり、頼んだつまみを分け合って、酉の市の夜は盛り上がったのでした。
そして、うれしくなってマイフェアオヤジという有料ブログの日記に「袖触れ合うも多少の縁」と書いたのですが、
なんか変!
私の解釈は、道で袖が触れ合うようなことがあってもそれは多かれ少なかれ縁があるということ、だから、出会いを大切にすること・・・でした。
そこで、いろいろ調べてみると「袖振り合うも多生の縁」がことわざとして正しいということが発覚。
「多生」とは仏教用語で、この世に何度も生まれ出ることだそうです。
生と死を繰り返す「輪廻転生」「生まれ変わり」の思想です。
つまり、道で人とすれ違い、袖が振れあうことでも、それは何度も繰り返された過去の世の縁によるもの。
偶然ではなく、縁によって定められた必然であること。
仏教の基本理念である「因果応報」につながる考え方ということだそうです。
いやいや、勉強になりました。
さてさて、こんな初めての出会いのほかに
あんなに多い人の中で、知り合いに3人会いました。
しかもそのうちお一人はどこで会ったのか思い出せないでいたところ、
今日ランチを一緒にしたリノちゃんと以前一緒に会った人。
リノちゃんとランチしてなかったら、思い出せなかったかも・・・。
これも多生の縁なんでしょうね