今週はマイフェアオヤジとのランチから始まり、バッタバタの1週間。


某IT会社の社長講演のコーディネイト演出、某不動産会社の社員表彰式&決起大会への参加、某百貨店の営業職員のパーソナルデザイン、弁護士先生と会計士先生とのお食事会、某建設会社社長のパーソナルデザイン、某人材関連会社社長のスタイリングなどなど、めまぐるしく金曜日を迎えてしまいましたよ~。


本当は明日の「マイフェアオヤジ」サポーター研修in名古屋のために今日から移動だったけど、突然のアポイントと事務処理のため明日早朝の移動に変更!


少し落ち着いて今こうしてブログ書いています~。


さて、いろいろな方とお会いした1週間でしたが、とても印象的だったのが某不動産会社の表彰式でのこと。

ひとりの社員の挨拶のコメントです。


その会社ではもう5年近く社員のパーソナルデザインを担当しています。

新入社員研修も行ってきたため、最初に研修した社員ももう5年目。


若い会社のため5年目になると先輩格。今回も昇格や昇進の発表もあり、係長になった5年目の若い人たちもいます。


そこで表彰を受けたひとり男性社員。ガラの悪い風情はなかなかの個性。

プラスとでれば迫力があり貫禄も感じさせいいのですが、マイナスとでればただのガラの悪いヤンキー兄ちゃん。


その彼が前にでて昇進の挨拶の時に、おもむろに前ボタンを外し、

「こうしていたいところですが、前ボタンを外していることはズボンの前チャックを開けていることと同じだと言われました。」

そして、前ボタンを再び留めて

「ちゃんとした場所でこうして前ボタンを留める社員が増えるようがんばってきたい!」と挨拶したのです。


そういえば、彼らの入社式で私はそんな挨拶をしたことを思い出しました。それをちゃんと覚えていて実行している彼に思わず涙腺がゆるむ私でした。汗


さて、この前ボタン!


とっても意識が低いのが現実です。大切な式典や取引先への挨拶のとき、前ボタンをあけたたまにしているビジネスマンがとても多いのにはいつもがっかり。得意げ


ベテランビジネスマンでもそうなのだから、若い人にそれを求めることは酷かもしれませんが、逆に若い人から変革していって欲しい。そう願うのです。


江戸時代、サムライは服装の乱れは心の乱れと捉え、どんなときでもきちんと着こなしていたものです。

着付けが乱れていたのは落ちぶれた下級侍ぐらい。


前ボタンをおっぴろげに飲んだくれている平成のサムライ諸君!


プライベートでは許されても、ビジネスの場ではジャケットの前ボタンはズボンの前チャック目と同じです。


開けっ放しにしないでね~。叫び