実は私は、中学生くらいまでサンタクロースを信じていた。
いや…
信じていた…と言うよりは、
「いる」とか「いない」とかをわざわざ考えた事がなかった。
ある意味、「貰えるもんは貰わなければ!」としか考えてなかったし、
それが、サンタと言う名の得体の知れない外人だろうとなんだろうと
律儀にプレゼントをくれる、ありがたい人がどこかに居るからこそ
枕元のプレゼントが存在した訳で…
だから、いちいち、本当に居るとか居ないとか考える人がいるとも思わなかったし、
自身もチラッとも考えた事もなかった。
だから、私が中学生の時、姉が母親に向かって
「ね〜、サンタさん、プレゼントはもうくれないの〜?」
とかなんとか言うのを聞いて、
めちゃくちゃビックリして、その後、すごく納得した。
「そういえば、サンタなんている訳ねーよな
」と。
まあ、ファンタジーなお子様というより、
ただ、ガメつい、薄情な子供だったというだけだけど…
さて、うちの子供達の場合はというと…
ファンタジーの極みともいえる たっくんは、
私とは正反対の意味で信じて疑っていない。
今でも、信じているのではないかとドキドキする。
現実的なチュンくんの場合、
小学校高学年の時に、
「サンタはママやろ?
」と聞いてきた事がある。
その時、
「は?ママがそんな律儀にプレゼントとか、毎年買う訳ないやん
」
と言ったら
「そうだよね…
」と非常に納得していた![]()
簡単に納得した事になんだか傷付いたが…
まあ、とにかく…
サンタの思い出といえば、子供の頃にもらった おもちゃの数々だったけど、
自分が親になってからは、
もらった子供たちの嬉しそうな顔に変わった。
特に
目覚めてプレゼントを見つけた たっくんが
「サンタさん ありがとう〜」と天に向かって涙を潤ませて感謝している姿は
なんだか、とても美しい純粋なものを見たような気になって
今でも ハッキリと思い出す。
これこそが、サンタからの贈り物なんだな〜![]()
サンタは、親に贈り物をくれてるんだな〜
と
もう、サンタが来なくなって 幾久しい家でクリスマスを過ごしたmiwaママでした。
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