さて、今回もご相談コメントを頂きましたので
みんなで一緒に考えていきたいな〜と思います。
↓では、まず、ほしほしさんのご相談のコメントから↓
我が家は母子家庭で私が働かないと
子どもと一緒に生活ができない状況です。
そのような場合、子どもが寂しいと言っても
働かずにいるわけにはいきません。
私が働かなければ、
児童相談所に一時保護されて子どもは施設に行かされてしまいます。
このような状況での不登校、
子どもの心は満たされることはないようです。
どうしたら良いのでしょう?
いくら言葉で伝えても
物理的に一緒にいれる時間は限られてます。
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ほしほしさん、母子家庭で一生懸命頑張っているんですね!
私も母子家庭歴約19年!(笑)
もはや、結婚してた時なんてあったのか?と
旦那さんが居た記憶すら薄れてきている状態
同じ母子家庭の母として、
不登校児の母だった私としても、
ほしほしさんのお気持ちを汲みつつ
お答えさせて頂きますね。
さて、物理的な寂しさと私の言っている、
土台となる愛情は全く別の話です。
混同しやすいのですが…
子供は、1日でもママがいないと寂しいものです。
特に小さければ小さいほど。
それは、母子家庭でも、専業主婦の家庭でも同じことです。
なので、子供が寂しがるから、土台となる愛が伝わってないと考えるのは間違いです。
土台となる愛が大きければ大きいほど
寂しがる…ってこともありますし。
ほしほしさんが一生懸命伝えている愛情はきっと伝わっていますよ
では、仕事ばかりの家庭で寂しがる子供に
どう接していけばいいのでしょうか?
かくいう私も、会社に勤めている時は働きづめで
出張や接待なども多く、トータルすると月の半分くらいは家にまとにいない事も多かったです。
そこで私が考えたのは
私が居ない間、
次に私に会うまでの間を
ただ寂しい、悲しいと言って待つのではなく、
ワクワクしながら待てるように工夫しました。
ちょうど、1週間後に遊園地に行くのを指折り数えてワクワクして待つかのように。
もちろん毎日ではないけれど、
仕事から帰ったら
「さて!今日はピクニックします!」
と言い、家の中にピクニックシートを敷いて
お皿に山盛りのおにぎりとソーセージを頬張ったり
(ご飯作るの面倒だったからだけど)
出張に行けば
ガチャガチャを20個ぐらいゲットして
スーツケースの中のあっちこっちに隠して
家に帰ると宝探し状態にしたり…
東急ハンズで
いたずらグッズをいっぱい仕入れて(安いやつ)
出張から帰ったらいたずら三昧にしたり
そんなこんなしていると
「ママ、早く出張行ってよ」
などと言われるようになってしまったが…
私のブログを読んでくださってる方や
リアルな私を知っている方の中にも
「あなたは、本当の苦しみを知らないからよ。」
とか、
「あなたは、まだその程度だからそんな事できるのよ」
とか言われたりしますが
私たち大人は
人に言えないような
辛いことも苦しいことも乗り越えながらここにいます。
でも、感情をコントロールして
理性的に考えるのが大人であるならば、
その苦しみをいつまでも嘆くのではなく
「苦しまないために、今あるものでできることはなんだろう?」
と考え、
「あの苦しみは本当に辛かったけれど
お陰で本当の○○がわかったから、今となっては感謝だな」
と思えるようになりたいものです。
人は、人生を生きて行く中で、必ず、
寂しく、辛い思いをする時がきます。
だからこそ、私たち大人はそんな状況でも、
考え方一つ、あなた次第で楽しく生きて行くこともできるんだよ!っていうお手本を見せるべきなのです。
確かに子供に寂しい思いをさせて母親としては心痛む時ですが、
逆に言えば、
寂しい思いを出来るだけ楽しみに変えていく、
そういうポジティブな思考を体験させるチャンスであり、
大人として、親としてお手本を見せるチャンスなのです。
寂しかったね
かわいそうに
ごめんねと言って育てれば
寂しいのも辛いのも誰かのせいで、
「誰かが幸せにしてくれる事に依存する」が
正解になってしまいます。
そんな弱い子に育てたい?
自分の足でしっかり立つ自立した子に育てたいですよね。
子供が寂しがっていたら、
一緒に居られるわずかな時間を濃密な楽しい時間にして、
「ごめんね 」
じゃなくて
「あなたが居るから
ママはお仕事頑張れるわ〜」
とか
「疲れてたけど、その笑顔でパワー全開よ〜」
とか
「いつか お金貯めて2人旅しちゃおー!
ママ 頑張るよ〜!」
って
ママの仕事=辛いものではなく、
寂しいけど、頑張るママカッコいい!
とか
ママが仕事から帰ってきたら楽しい事がいっぱい!ワクワク!
とかに変えていくのです。
一つの同じ物事でも
考え方一つで全く違う世界になるって事をしっかり教えてください。
ただね…
私がご相談をお受けしてしていて、かなり多いパターンが、
ママ自身が、「辛い悲しい大変」と
自己憐憫に浸っている場合。
自分自身が可哀想な私…にどっぷり浸っているから
子供も可哀想な子…にしてしまっている。
でも、私から見たら
たいてい子供は内心ケロっとしてます。
ただし、
ママが普段から
ポジティブな人やお金持ちの人に悪態ついてたり、ひがんでいるセリフを吐いてたり、
あの人のせいで私は辛くて苦しいと嘆いていたりするママの姿勢を見ていたり、感じていたりする子供たちは、
ママの手前
「自分も可哀想な子にしてないと、ママが可哀想」
と思い込んでいる子がとても多いです。
中には、
本当は全然苦手じゃないのに、
苦手なものを無理矢理無、無意識に作り出して
ママが望む可哀想な子供になろうとしていたりする子もいます。
私はこのタイプの子どもたちを
密かに「後天的なユニークキッズ」とよんでます。
本当は字が書けるのに書けなくなっている子もいました。
全然元気なのに病弱なふりを無意識にしている子もいました。
これって勿体無いですよね。
もし、ママが自分の境遇に疲れ果てて
自己憐憫に陥っていたとするならば、
ママも、精神的な自立をするチャンスです!
自分を幸せにするのは、
お金でも彼氏でもなく、子供の笑顔と自分の思考一つです!
母子家庭のママ達!明るく楽しく 母子家庭ライフ楽しもう!
そして…
ほしほしさん、母子家庭のお留守番の「寂しい」と
不登校の辛さの部分はそれぞれに考えていってみませんか?
みんなで協力しあって、楽しい子育てにしていきましょうね!
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