前回 記事から時間が空いてしまいました![]()
チュン君の卒業式前に書く予定だったけど…
卒業しちゃいました![]()
と…とりあえず…![]()
続きは書いておこうかと思います…![]()
前回は、たっ君の時との違いを絡めて話しました。
それぞれ「主」をどこに置いているか。
「主」を自分に置いているチュン君は、自分で選び取り、未知の世界に自分の考えで進んで行くタイプだ。
そして、何より、たっ君の時とは違う大きな点は
たっ君は、書字は難しい所はあるけど、読める。
覚えられる。
だから、進学が進路の一つとして考えられていた。
チュン君は、読み書き記憶ができないディスレクシアだ。
言ってみれば、高校入学できたのも凄いし、
何の特別なサポートもなく卒業できたのも凄いくらいだ。
これ以上、読み書き記憶が「主」となる世界、
いわゆる「進学」の道を選ぶ訳がない。
今でこそ 随分マシにはなったが、残念ながらまだまだ、
チュンのような子が、学校という世界での勉学で、同じ土俵に立てる仕組みはできていない。
本格的に学べる土俵に上げるならば、お金を積んで海外留学か、
学校以外の世界での才能磨きしかないのだ。
私は、早々に後者を選び、とにかく徹底的に自尊心を育て、
才能が潰れないよう、枠に入れずに育ててきた。
どうであれ、社会に出ても枠に収まりきれないチュン君だし、
枠の中では
「できないと生きていけない、生きにくい」とされる
様々なチュンの「できない事」が
たいして問題にならない世界を
彼は経験しながら見つけ出していくだろう。
今、チュンは船に乗って獲物を捕獲しながら![]()
世界中を旅しようと考えているらしい。
チュン君らしいと思う。
そして、
自然や生き物を相手にする仕事は、
やるべき事は決まっていても、全く同じということはない世界だろう。
言葉を駆使して説明したり、
記憶力を大きく頼りにしなければならない事もなく、
本能や直感、身体で覚え、身体で表現できる事は
彼が持って生まれた様々な才能を磨くことになるだろう。
まだまだ若い。
当分は、いろんな経験をし、
「そんなんじゃ、生きていけませんよ」と言われ続けてきた自分の力を試し、
たくさんの世界を見て、
成長し、さらに自尊しを磨いて欲しいと思う。
彼は、大海原で自分の行きたい方向に
物怖じせずに向かえる子だ。
これまでも、大抵のことは自分で決めさせてきた。
「え?」という決定もあったけど、
自分の言ったことに責任を持てるタイプの子だ。
だからこそ、あえて社会という大海原に
自分のまだよく見えない才能と、
どこから来るのか不審がられる程の自尊心だけを武器に![]()
放り出してみる事にした。
やっと手にした自由。
自由には責任がつきまとう。
これから、チュン君がどう生きるのか
どうぞ応援してやって下さいませ。
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