個性の尊重 | 失敗だらけの発達障害KIDS子育てブログ~

失敗だらけの発達障害KIDS子育てブログ~

UEP代表であり、PDD(広汎性発達障害)の長男とLD(読字・書字障害)の次男を育てるmiwaママの子育てブログです。うちの子って育て難い!って思っているママや子育てで自己嫌悪に陥ってる方、こんな奴も居るんだって元気になって頂ければ嬉しいです。

個性の尊重って難しい

特に日本では汗


教室や学校の標語?や理念に「個性の尊重」は掲げられてるけれど

結局は突っ込みどころ満載で 結構面白いてれ(苦笑)


そもそも

「みんな仲良く」とか「友達たくさん」とか「力を合わせて」など

日本では定番の決まり文句自体が「個性の尊重」とは相性が悪かったりして


個性=わがまま

個性=障害

個性の尊重=甘やかし


になってしまったりするあせ①


別に上記の決まり文句が悪いと言っているのではない

素敵なことだとも思う


でも

日本の「和(調和)」の心と

欧米的な「個」を融合させるには 

硬くなった頭を柔らかく、枠を取り去り、

再構築しなければ出来ないことなのではなかろうか


今、ユニークな子供たちが増えてきて

今こそ私たち大人が柔らか頭と枠のない視野を身につける時なのかもしれない


「個」を尊重したければ

まずは「個」を知らなければならない


「個」って分かってるようで実は全然分かってなかったりする


身体が大きいとか小さいとか

肌の色とか

顔の作りの違いとか


おとなしいとか、

社交的とか

人見知りとか

優しいとか


運動神経が良いとか

勉強が得意とか

芸術肌とか


せいぜい こんな感じの「個」だったりする


要するに

自分の生きてきた中で知っている範囲だったり

自分が認めてきた範囲や
一定水準(普通と表現されたるする)の中の識別的なものだったりと

思いっきり「枠の中」の世界の範囲でしかない


そこから

はみ出したものは

「個」とは認められなかったりする



私は我が子を育ててきて

見たことも聞いたこともない「個」に出会ったがっかり


今も色んな子供たちに会い

驚くような事もいっぱいあるビックリ


だから その「個」をしっかり磨くために

ママと一緒に頑張っている



しかし

「個の尊重」には厳しさも含んでいる事を忘れてはならない


「個を尊重」するならば

その親も、そして子供自身も個を真正面からしっかり受け止めなければならない


それは「出来ないこと」「悪いこと」として受け止めるのではない



時々 

「うちの子は受け入れてます」と言うママに出会うけれど

ママが「個」の理解も尊重もできてない「枠」の中に居て

「子供とちゃんと話しました」なんて言っても

子供には ちゃんと伝わっていない


その証拠に

子供は思いっきり自分を卑下してたり 恥ずかしい人間と思っていて

それが様々な問題を引き起こしてる



「個」はただの「個」だ

みんな「違う個」だと言うことは

わざわざ言うまでもない 当たり前すぎる事なのだ


だから

「個」を大げさに訴える必要もないし

我が子の「個」はかわいそうなのよ!と自己憐憫に陥る事もない


「個」を尊重しながら現実を生きるには

表現方法を変えたり 視野を広げたり

心を豊かにしたり 工夫をしたり 強い信念を持つ必要があったりする



「個」を尊重して生きるには厳しさもあって当たり前なのだ


だって「個」なのだから


でも、日本には「和」の心がある


きっと これからたくさんの「個」を「個」として受け入れ

欧米的な「個」の考え方も調和していくようになると信じている



だからこそ

まずは私たち親が変わっていくことで 

厳しさを併せ持つ「個を尊重する道」を歩き出す我が子を

支え、見守り 応援し続けることができるようになるのではなかろうか


そうして子供たちが「個」を広げていってくれることでしょうきらきらきらきら




UEP のホームページはこちら>>

過去のメルマガでmiwaママの子育て論が読めます>>

ユニークキッズの学習教材はこちら>>