これは甘やかしだろうか?
ここは、厳しく言うべきだろうか?
などと、迷う事はありませんか?
分かります。
特にユニークキッズの場合、出来る事、出来ない事、成長の仕方などが
個性的なので、迷う事ばかりですね。
でもね、
どんな子でも、基本は一緒なのです。
何かが起きて どうすべきか迷った時は
まずは、自分が人としてどうあるべきか…を考えてみて下さい。
その時に、
相手が子供だとか、
発達障害とかいうあだ名
がついてるとか関係なく一人の尊重すべき人間として考えてください。
簡単に言えば、
信頼している大切な友人を思い浮かべてください。
そして、もし、これがその友達だったらどうするかな?って
考えてみて下さい。
例えば、
無くしものをした子供に
「何やってんのよ!部屋を散らかしてるからでしょう!
ママは知りませんよ!」
と言いながら、
「人には優しく思いやりをもって」と教育するのは
大変おかしなことです。
私達は、子供に対してお手本となる大人であるべきなのです。
では、心豊かな、お手本となる大人としての対応はどうあるべきなのでしょうか?
信頼する大切な友人に置き換えてみましょう。
無くしものをして困っている友人がいたら まず、
「大丈夫?一緒に探そう」と声を掛けませんか?
そうしながら、
「無くし物が減るように 部屋を片付けた方がいいよ~」
などのアドバイスをするのではないでしょうか?
そうして、それが しょっちゅう続き、
困ったなと思ったら
私も困ってしまう。協力するから、片付けよう。
とか、
こんな工夫をすれば、無くし物が減るかもよ。
などと 話し合ったり考えたりするのではないでしょうか?
もちろん、友人も
私のそれまでの対応を見て
私に対して申し訳ないなどの心が芽生えていれば
何かしら考えてくれるだろうし、
ガッツリ私に甘えていれば、
「それは違うんじゃないか」と一生懸命 話すだけです。
先走って、
こんなことしたら甘えるんじゃないかとは考えません。
だって信頼してますから。
たとえもし、それでも友人が甘えてしまっても
一生懸命話せば分かる人だと信じていますから。
なので、その時、その時、一生懸命、心で対応するだけです。
もちろん、相手が子供の場合で、
ましてやユニークキッズの場合は、
これらの事を 何度も何度も繰り返さなければならないかもしれません。
毎日の事ならば
毎回一緒には探せないかもしれません。
でも、
「知らないわよ!」と、心ない言葉をわざわざかける必要はないのです。
大人とは「年齢」の事ではありません。
本当の大人とは感情に振り回せれない人の事です。
私達は、そのお手本を見せるべきなのです。
「今日は 急いでるから一緒に探してあげられないけど、
落ち着いて じっくり探してみれば見つかるから。
そして、どうしたら 毎朝 同じ事が起きないか
もう一度 考えてみてくれる?」
と、広い心で見つめてあげてください。
人としておかしい事は、
子どもにもしてはいけません。
人に対してしない事は
子どもに対しても してはいけないのです。
子どもは未熟ではありますが
決して大人より下の生き物という事ではないのです。
子どもだから分からないと決めつけるのもおかしいのです。
分かっていても うまく言動がついていかないのが子供であり、
私たち大人も そういう弱さを持った同じ人間なのです。
発達障害の支援だとか、特別な教育法だとか言う前に
あなた自身が心豊かな大人のお手本として胸を張れるのか
もう一度振り返ってみて下さい。
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次回のテーマは
「枠の外ってどんなとこ?」です

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