その兄弟姉妹にも何らかの影響や変化があるかもしれません。
ご相談頂くお声の中にも
兄弟に関するものも多くきかれます。
「miwaママ!
弟が、
『お兄ちゃんが行かないでいいなら僕も行かない!』って
言うんです~ (T-T)」
そこで私が言うのは
「じゃあ、行かせなきゃいいじゃん。

みんな、
「あんたに、相談した私がバカだったよ…。

と呆れ顔だ。
1人が不登校だと、
兄弟も行きたくないと言い出したり、
不登校の子を兄弟がバカにする様になったり。
とっても悲しい事ですよね。
「普通」と言う名の大多数とは「違う」物事を
「良くない事」として考えられる世の中の影響を受けてるな~って感じます。
でもね~、
だからこそ、答えは簡単なのかもしれません。
世の中を今すぐ、一瞬で変える事はできません。
でも、今すぐ自分を変えようと努力する事はできるのです。
そして、家族という小さな集団の中だけでも、
「違う事は当たり前であり、
素晴らしい事でもあるんだ!」
という常識を作っていけばいいのです。
あなたが、変われば、きっと子ども達も変わります。
それも、大人が変わるよりも、驚く程早く。
うちも、たっくんが不登校時代、
元々、ずる休み研究家のチュン君は
「なんで、たっくん学校に行かんと?
チュン君も行かんでもいいと?」
などとほざいてたので、
「たっくんはね、自分を守る為に行かないって決めたの。
チュン君も行けないなら行かなきゃいいじゃん?

というと、チュン君ニンマリ。

「ただね、たっくんの事も理解せんといかんよ。
家族なんだから。
たっくんと、チュン君は感じ方も、見え方も、考え方も全然違うのよ。
それは、みんなそうなの。
だから、今の学校じゃ辛いと感じる人がいるのも当たり前の事。
みんなそれぞれ違うんだから。
たっくんはね、自分の違う所をしっかり感じる事ができて、
自分の心や身体を守る為に、最終的に行かないっていう決断をしたの。
凄い事よ。
人と違う事をするのは勇気がいるし、
ずっと学校に行かなかったら、お友達もたっくんの事忘れちゃったり、
もう遊びたくないって思うかもしれないのに、
それでも、今は、行かない事に決めたのよ。
チュン君も決断する?」
ビビるチュン君。
昼休の為だけに学校に通うチュン君にとって
お友達の話しはかなりこたえる話題だ。
しかし、学校をサボって一日ゲームができれば、
夢のような時間となる。
こちらも魅惑的だ。
こんな、重大な話しになるとは思いもよらなかったチュン君。
しかし、このチャンスを逃す手はないと考えた、ずる休み研究家のチュン君
考えたあげく「サボる決断」をくだした。

私は、ほっとく事にした。
ここで、それは違うやろ!

って突っ込んでも、
奴に残るのは、
「たっくんだけ


まあ、いいや。
3日サボってまだサボるようなら 話し合おーって考えてた。
だって、本当に行けない子でもない限り、
3日も、兄弟と二人きりの生活なんてうんざりするに決まってる。
しかも、チュン君にとって、たっくんは、結構うざい存在でもあるのだし。
案の定、3日目には
「明日から、学校に行く…

と言い出した。
学校に行かない 辛さも充分味わったようだ。
それ以来、たっくんが学校行かない事については
何も言わなくなった。
色んなパターンがあるだろう。
だけど、私たちが、しっかりとポリシーを持ち、
子どもを信じ、どっしり構えていることで
小さな何かが変わるのかもしれません。
そして、その小さな何かは、
必ず、大きな何かに繋がっていくのですから。
だいじょうぶ。だいじょうぶ。