上手く伝わってないよな〜 | 失敗だらけの発達障害KIDS子育てブログ~

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UEP代表であり、PDD(広汎性発達障害)の長男とLD(読字・書字障害)の次男を育てるmiwaママの子育てブログです。うちの子って育て難い!って思っているママや子育てで自己嫌悪に陥ってる方、こんな奴も居るんだって元気になって頂ければ嬉しいです。

毎年、毎年、
進級や進学する度に
新しい先生と子ども達の事についてお話させてもらう。

その度に
なんだかな…青首大根
って思う。

なんだかな~
の理由はいろいろあるんだけど、
その一つは
思うように伝えられてないよな~って感じる事。

例えば
チュン君の場合。

読み書き記憶が難しいチュン君。

人前で、「読ませる書かせる」を無理にさせないで欲しい。
発表は 基本、本人が手を挙げてないなら無理にさせないで欲しい。

と 必ずお願いする。

これは、努力させる事と恥をかかせる事は違うって思うから。

でも、
こんな事を口にする度に
うちの子は可哀想な子だから全て多目に見て下さい的な
出来ない事は一切させないで下さい的な

なんか…そんな、
「可哀想な子なんだから」
押しつけてるふうに聞こえるような気がして
なんだかな~微妙に違うんだよな~
みたいに勝手に一人脳内突っ込みをいれてしまう。

しかも、
うちの子、決して可哀想な子ではないのに
可哀想な子でしょ?って言ってるような…
なんとも苦い味わいがする。

そんでもって、
私が一人脳内突っ込みを入れてるような部分を
実際に感じる方もいて、
そんな特別扱いはできません!
的な言葉になってかえってきたりする。

で、
ああ~やっぱり…って思ってしまう。

別に チュン君やたっくんが何をしても
「いいのよ~ハート
と言って欲しい訳ではないのだ。あせ①

ダメなのもは 絶対ダメな事って世の中にはいっぱいあるし、
それは、どんな子であれ一生懸命教えていかなければならないのだから。

ただ、
理解したり、出来るようになるのに 凄く時間がかかる場合があったり、
理解の仕方が偏ってたり、
理解したり、出来る為にはサポートツールなどを用いなくてはいけなかったり、
人それぞれなのだ。

注意したり、叱ったりしてもらっても構わない。

でも、彼らの特性的に
どんだけ叱っても出来ない事もあるし、
理解するのに すんごい時間かかったりする事もある訳で。

その辺、分かった上で言うのと
分からないで言うのとでは違うと思うから。

先生の労力的にも汗


記憶、聞き取りが苦手なチュン君は
忘れ物が多い。

だから怒られる事もしばしば。

忘れ物があると、
先生や周りに迷惑をかける事もある。

だからこそ、言ってもらって構わないのです。

腫れ物ではないのですから。

だけど、彼の特性を知って育ててる私達大人は
ただ、怒鳴りまくるのではなく、
「出来ないから可哀想に、してあげるよきらきらでもなく、
「何とかできる方法はないかな?」
って考えないといけない。


だって私達は、
彼らの「自立」を常に考えながら育てていかなければならないのだ。

でも、偏った物の見方では
それを教える事はできない。

なので、自分の子どもの側から見た世界だけじゃなく
社会からみた側も思いやらなければならない。


私達は
彼らの自立を目指す限り
決して 「出来ない」に 甘えてはいけないのです。

彼らの「出来ない」を見つめるのではなく
彼らの「出来る」を信じて見つめて
伸ばしていかなければならないのです。

彼らの「出来る」が「出来ない」を補えるように。

そして、彼らも、誰かの助けとなれる大人になれるように。