ひと夏の思い出 | 失敗だらけの発達障害KIDS子育てブログ~

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UEP代表であり、PDD(広汎性発達障害)の長男とLD(読字・書字障害)の次男を育てるmiwaママの子育てブログです。うちの子って育て難い!って思っているママや子育てで自己嫌悪に陥ってる方、こんな奴も居るんだって元気になって頂ければ嬉しいです。

『この 夏の 思い出が 一生消えませんように…』


スクールの お友達と海で遊んだ帰り道。


たっくんが つぶやいた。



お友達と一緒に 海岸から 遠く離れた 小さな島まで


一生懸命 泳いだ。


そして 記念に 残してきた


それぞれの 名前の頭文字


石ころで作った 『 K 』  『 T 』



いつか 無くなると分かっている。


それが とても悲しい。



受動型のたっくんは 全て受身。


誘われないと 遊べない。

電話やメールも たっくん発信は難しい。


だから 誘われなくなった時点で 全てが終る。

理由も分からないままに。


そして 又 誰かが誘ってくれるのを ただ ひたすら 待つだけ。



だから


いつか 会えなくなると 分かっている。


それが とても切ない。



でもね、だからね


少しずつでもいい。分かって欲しいと思う。


見えなくても、言わなくても 全ての人間に存在する感情を。


たっくんに対する感情を。



お友達というものが、 対人関係が、 一方通行ではない事。


見えてる事 聞こえた事だけが 全てじゃなく


お友達も 全ての人々も 


たっくんの 見えない所で 色んな事が起こり 色んな事を感じている事。



いつか 気付いて欲しい。


お友達と同じ事をしたり お友達が言った事をする 以外の“友情”というものを。


お友達は たっくんの意見を聞き たっくんと共感する事もしたいと思っている事。


なぜならば お友達には “たっくんが好き” っていう感情があるから。


見えないけれど あるんです。言わないけれど あるんです。


そして 好きな人のことは知りたいと思うんです。


まだ 理解できないかもしれないけれど。


言わないけれど、見えないけれど。



単純に 引っ込み思案や 恥ずかしがり とは何かが違う たっくんの受身の姿勢。


見えなくても ある と言う事。


聞こえなくても 感じる と言う事。


知らなくても 起こっている出来事。


想像するのは難しい。


だから 聞いてみるのは もっと難しい。



少しずつでもいい。


教えてあげたい。


たっくんならば 必ず 素晴らしいお友達を作る事ができるから。



そして

実感して欲しい。


友達の素晴らしさを。



感じて欲しい。


本当の 信頼を。



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