今日も今日とて、大井競馬場のフリマ兼古道具市へ行ってきました。大井町駅から30分かけて歩くのは、健康に良いに違いありませんが、蒸し暑くて疲れました。

 

で、久しぶりに収穫がありました。ホーザンのパーツケースに入ったトランジスタやダイオードです。3SK22GR があったので、「お、これは 70年代の初ラのいくつかの製作記事に出ていた」と喜んで買ってきました。場違いな店にあり、売主は価値が判らず「いくらで買う?」というので、まじめに(?)「千円」と言うと、「1,500円」というので、それで買ってきました。(2千円と言われたら、真ん中の 1,500円にまで下げる交渉が必要でした。ケースの価値は、古くて美しくないので無視。)

3SK22 は接合型で、TTT加藤さんのブログには「デュアル・ゲートMOS FETのお陰で存在意義は無くなった」と書かれてしまっていますが、TRIO のアマチュア無線用トランシーバー TS-520/820、TX-599 などに使われているようです(GRランクが)。今でも若松通商、樫木総業、サトー電気などで売っていますが、GRランクのはなさそうです。

2SC372(実際には 2SC732が入っていた)、2SC732、オーディオアンプ用低雑音の2SC1000 は珍しく全部ランクが BL でした。最初の所有者はhFE が大きい方がよいと、こだわって買ったのでしょうか。2SK19 も BLランクでした。

1S2093 はトライアックで交流の電力(流通角)制御をするときの定番(のダイアック)でした。今では N413 が使われています。中3か高1のときだったか、スピード調節のない安物扇風機の回転速度調節用に東芝のトライアック SM2D41 で「調光器」を作って使っていました。秋月電子通商には大電流用のキットが今でもあります。