★★★おことわり:コンセントの AC 100V につながるものをいじって、下手すると感電・発火などが起きる危険な内容です。何百円かのLEDの修理ですので、真似しないでください。真似されてトラブルが発生しても、いかなる責任も取れません。

 

●編集:その後、しばらくしたらまた点滅するようになってしまいました。またいじってみます。

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昨晩、台所のLED電球のうちの一つが「パッ、パッ」と点滅するようになりました。何年前に使い始めたかは覚えていません。1日10時間使ったら、11年で寿命とされる40,000時間となりますが、そこまでは使っていないと思います。

光を拡散させるドーム形のプラスチックの部分と本体がアルミの「帯」で結合されていましたので、苦労して「帯」をちぎって取り除いて分解しました。

基板を取り出してはんだクラックをチェックしたのですが、はっきり割れているところはなさそうでした。とはいえ、大き目の部品の足にははんだを盛っておきました。

二つあるケミコンのESRは問題なさそうでしたが、0.1 µF AC 275 V のフィルムコンデンサ(メーカー不明、かなり小さい)がESRテスターに反応しなかったので、外してみたら、三十数pF しかありませんでした。とはいえ、AC 100 V と並列に入っているコンデンサですので、それが容量抜けしてもLEDが点滅するようにはならないでしょう。

一応、手許にあった0.1 µF AC 300 V のコンデンサと交換してLEDをつないでみたら、点滅しなくなっていました。はんだを盛ったおかげでしょうか。

再組立てでは前記の「帯」がないので、ドーム形のプラスチックの部分は「水・熱に強い」「ボンド ウルトラ多用途SU クリヤー」で軽く固定しておきました。取り付けない方が明るいので本当は取り付けたくないのですが、家族から「ギラギラする」と文句が出ますので。