美人顔の黄金比【経過報告1】
昨日当ブログでお伝えしました
では実際美人顔とはどんなものだろうかと
完全なる独断と偏見で「美人顔」をイラストレーターで作成。
モデルは佐々木希さん似の美女で(笑)
まずコレが美人に見えなかったら僕の腕のせいですすみません^^;
さぁここからが本題なのですが、実はこのイラストを描くにあたり、
非常に苦労した点があります。
それが【顔の丸みの表現】
イラストを描くときに多くの方がまず線画を描き、
そこに色を置いていくわけですが、
この方法だといつまで経っても線画が完成しないのです。
これが上のイラストの線画になります。
「え・・・?」ですよね^^;
上のイラストと当然同じイラストの線画なのに、
なんか「似ていない」気がしませんか?
これは顔の陰影がないために顔の丸みや状態がわからないためです。
どことなく面長に感じますよね。
並べてみるとその違いが良くわかります。
ペイント後はアゴをひいて上目遣いの感じがよくわかりますが、
線画の状態ではそれがわかりづらいですね。
更に線画の状態ではほっぺの丸みがまるでわかりません。
これではいつ線画が完成したのかわかりません;
実際何度も描き直し、最終的にはトレースまでしてみましたが
どうしてもこの線画美人は描けませんでした。。。
いつまで経っても美人画が描けない・・・
そこで試しに色を付けてみました。
そしたらこの通り☆
まぁ色を付けるといっても使用した色は顔の陰影で3色です。
実は2色だけでもだいぶ違いますが、
●飛び出ている部分
●普通の部分
●凹んでいる部分・影になる部分
を表現するのに3色以上が適しているのだと思います。
人間の脳はこれだけ単調な陰影を付けるだけで丸みを判断できるんですね。
今回わかったことは、線画美人と実際の美人の違い。
また、実際の美人顔には「顔の丸み」が非常に重要であること。
わかってはいましたが美人顔の黄金比は簡単な比率では表現できませんね^^;
モデルさんがアゴをひいていたお陰でこの違いが良く理解できました。
いつも写真など見ずに感覚でイラストを描いていたので
こういう発見はとても勉強になります。
ではアゴをひかず真正面を向いている状態だったらどうでしょう?
もしかしたら線画美人が描けるかもしれませんね。
まだまだ研究は続きます!