1年前診断を受けた時、どんどん進行していく病にかかってしまった、仕事はいつまでできるだろう、と心配しましたが。

今のところ日に三度服薬しているだけで、全く普通に暮らしています。

研究によると、病は進行するものの、最初の3年位は服薬前よりも良い状態を保てるようです。

 

ただ、脳神経に作用する薬だけあってか、最初はかなり戸惑いました。今も試行錯誤です。
L-ドパはほとんどの方が飲んでいる薬だと思いますが、服薬開始直後、右手にピクつき、意図せぬ違和感が生じたのにまず驚きました。それまで震えは特に気にならないほどだったのに、少しの緊張でやたら震えるようになりました。そのうちだんだん脳が慣れてきたとみえ、それほど気にならなくなりました。
L-ドパを底上げするために様々な薬がありますが、最初医者に言われるままに飲んだところが、体の動きがむちゃくちゃ悪くなり、耐え切れなくなって次の診察日をまたずに受診したことがあります。
パーキンソン薬の種類は豊富にあるけれども、薬剤感受性は人により様々で、うまく組み合わせて患者ごとにベターな方法を探っていく必要があると、専門ではない医者向けの文章には書いてありました。
薬は飲んだら当たり前に効くものとこれまで思っていましたが、この病気では自分にあう薬を試しているような状態です。
 

ネット上の情報は玉石混交で、中には初期からできるだけ早く開始するのがベスト、とあおるような宣伝も見受けられ、診断当初かなり心揺らぎましたが、服薬で普通に暮らせている今は一歩引いて冷静にみることができるようになりました(もちろん、費用対効果の考え方は人それぞれと思います)。

同病の方々のブログやコメントからは、経験者ならではのあるあるや、対応策のヒントをいただき、大変参考にさせていただいています。皆様方のようなコメントがまだできておりませんが、少しずつアメブロの世界に慣れていきたいと思っています。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。