若い頃、ライブというのは、椅子があっても立ち上がって、体を動かして楽しむものかと思っていましたが。
時代の変化でしょうか、年を重ねたからでしょうか。
最近は、最初から最後まで座ったままで、十分に満喫できています。
昔だったら全員立ち上がるのが当たり前の感じだったアーティストのライブでも、ノリノリの曲の時にちらほら立ち上がる人がいるくらいで、その曲が終わったらまた着席している。
多くの人が立ち上がるのは最後のアンコールの時ぐらいだったり。
コロナ禍で、着座して静かに楽しまなければならなくなった時に、みんなで座った方が楽な上に見やすいことに気づいた人が多かったのかもしれないですし。
私が行くようなライブは、アーティストが還暦過ぎのお兄さんお姉さんだったりして、観客の年齢層も高いからなのかもしれません。
例えばお年を召した方でも、足が強くない方でも、背の低い人も高い人も。
より多くの方が楽しめるのは、座ったまま鑑賞できる環境の方かもなあということを、自分が病気になってはじめて考えるようになりました。
(もちろん、その会場の雰囲気によるところも大きいと思います。若い方が断然多いライブだったら、ぴょんぴょんして楽しみたい方が多かったりすると思います。)
ライブ会場のスタンド席は、座って楽しむには適していますが、ちょっと苦手なところもあります。
座席の周辺は照明が暗いし、傾斜は急だし、足がすくんでしまって一歩ずつしか進めません(薄暗いと老眼で座席番号がよく見えないのも困ります)。
収容人数が多いから仕方ないのでしょうが、なかなか進まない長い下り階段を通らないと帰れません(モタモタしているからか、後ろから押されたりするのでビクビクします)。
車イス利用の場合は別ルートで案内してもらえるようですが、自力で歩けるけど多少の不具合や弱い部分を持っている人って、実はたくさんいるのではないかと思います。
誰もが娯楽をもっと楽しみやすい世の中に進んで行ったらいいなと思います。