私個人的にメインブラウザとして使用していますのがmozillaのFirefoxです。
まあ、遙か昔、Windows95の時代からNetscapeやcaminoなど、mozillaのブラウザを使っていたからと言うのもありますが・・・(^^ゞ。
そのFirefoxがバージョン56から、バージョン57へアップデートしました。
これが大型アップデートで、 Firefox Quantum と呼ばれています。
いやぁ、速くなりました。
各所のベンチマークを見ると大して速くなっていないのですが、個人的にはかなり体感的には改善されたと思っています。
そんな中お客様から電話が・・・
あんたが速いって言ったからインストールしてみたけど、フリーズするほど重いじゃないですか~!
え??そんなに重くはいくら何でも無いかと。。。。
と思いながら伺うと・・・・重いです!!
重いどころか、ほぼフリーズ同様で使い物になりません。
キャッシュをクリアしたり、プラグインを消したり、Firefoxリフレッシュをしても直りません・・・・
原因がわからないので、ネットで調べてみますと・・・同じように苦しんで見える方が多々。
どうやらメディアプレイヤーRealTime(RealPlayer)に含まれているダウンローダー、Real Downloader が原因の模様です。
このお客様にも入っていました。(下の絵は私のPCで再現)
上のオレンジの所ですね。
これをクリックすると簡単にYouTube等の動画をダウンロード出来るスグレモノです・・・・が、どうやらFirefox Quantumには悪影響だった模様です。
Real Downloderを起動し、設定→環境設定にて
「このビデオをダウンロード」機能をChrome、Edge、Firefox ブラウザで有効にする
のチェック☑を外して「OK」、Firefox再起動にて解決いたしました。
どうやらFirefox Quantumでは、アクセシビリティサービスの有るアプリが常駐注すると全てそれを読み込むまで待機するため、このようにとても重くなることが有るみたいです。
勉強になりました。
ですが、せっかくのReal Downloder です。
Firefoxでは使えなくてもEdgeやChromeで使いたい。
という方も見えると思います。
その場合、このFirefoxの機能であるアクセシビリティサービスのアプリを無効にすることで対処することができます。
Real Downlode の場合、上の☑を外さずそのままにしておいて(当然Firefox Quantumは重いまま)、
Firefox Quantum のメニューボタン → オプション → プライバシーとセキュリティ → 許可設定 にある、
アクセシビリティサービスによるブラウザーへのアクセスを止める(A)
のチェック☑を入れます。
これで、Firefox QuantumのみReal Downloderが機能しなくなります。
急にFirefox Quantumが重くなった場合、アクセシビリティサービスのアプリがインストールされた可能性がありますので、ここをチェックすると良いかもしれませんね。